Category Archives: 活動報告

【YouMe School訪問レポート Vol. 7】- Koheiさん –

2017年9月、夏休みを利用して、大学生のKoheiさんがコタンの学校を訪問してくれました。
以下は彼の訪問記です。是非ご一読ください

 


Q. 参加に至った経緯は?どんな経験を求めて参加されましたか?

高校3年生の時に「ホムカミ」という番組を見たことがきっかけです。

その番組では代表のライさんの活動、またネパールの教育についてとりあげられており、活動に興味を持ったと同時にネパールの教育問題について大きなショックを受けたことを覚えています。

そこでとりあげられていた教育問題というのは政府が建てた公立学校に於いて、子どもたちが勉強するために2.3時間歩いて学校に来るにもかかわらず、先生が自分の都合を優先させて自習にして帰ってしまうというものでした。

そこで大学に入ったら絶対にネパールに行って自分の目で現地の状況を見てみたいと思うようになりました。

そして、大学2年の時にYouMe Nepalの方とお話させていただける機会をいただき、話しているうちにYouMe Schoolに行きたいと思うようになりました。

それまでにネパールの別の地域に2回渡航したことはあったのですが、その地域よりインフラや教育など様々な問題に直面しているコタンという地に実際に行き自分の目で現地の環境を見てみたい、そこに暮らす人々と生活してみたい、YouMe Schoolで行われている教育がどのようなものか知りたい、と思ったのが参加したきっかけです。

 

 

Q. 参加を決意した後、ネパール訪問以前の準備段階でのお気持ちやエピソード等を教えて下さい。

参加を決意してから訪問するまでの間に私はYouMe Nepalで学生ボランティアとして働くことが決まりました。

ですから、訪問するだけではなくコタンから帰ってきたら何ができるか、そんな渡航にしようと考えていました。

現地で1年間ボランティアとして活動しておられる坂元さんと連絡を取り合い、訪問した際に何ができるのか、また現地の状況などを教えていただきました。

ネパールの教育問題に特に興味があったので、特に問題が大きいとされる政府の建てた公立学校への訪問も計画しました。

 

Q.コタン村のYouMe School訪問や現地の人々との交流、ホームステイの経験はいかがでしたでしょうか。

今回ネパールは約3週間滞在し、その内2週間弱がコタンでの滞在でした。

コタンは自然の美しい素晴らしい場所でした。

ネパールへの渡航が3回目ということもあり、特に生活への不便もほとんど感じることなく約2週間過ごすことができました。

朝は毎日5時に起き(子どもたちに起こされ?笑)、ご飯を食べて学校に行き、帰ってきたら 子どもたちと遊んだり、大人と話したり、先生と話したり、一緒に笑い合ったり、そしてご飯を食べて21時頃には寝る。

そんな生活をしていました。

約2週間一緒に生活し、現地の人たちの文化に触れたり、現地の人と話したりするからこそ知ることができることがたくさんありました。

コタンでの滞在の初日、YouMe Schoolに着くとすぐ、子どもたちが学校から外に出てきて暖かく出迎えてくれました。

YouMe Schoolではいろんなものが見えました。

まず、何と言っても子ども達の学習意欲がとても高いと感じました。

9時半から学校が始まるのに8時に学校に来て勉強している生徒がたくさんいました。

訪問がちょうどテスト前からテストの期間と被り、家でも熱心にテスト勉強をしている姿を見ました。

ホームステイ先の子たちは朝4時に起きて勉強していました。

また、多くの生徒が素敵な夢を持っています。

医者、看護師、先生、パイロット、など。

全ての教室をまわって生徒と話すことができましたが、彼らの中には国を変えたいと考えている子たちもいました。

そして、YouMe Schoolの子たちは自分たちの学校を自分たちで掃除します。

日本では当たり前かもしれませんが、ネパールのほとんどの学校では掃除する時間はとっていませんし、学校内、道端にゴミが捨てられているのは普通です。

そんな社会の中で、毎日朝に教室を掃除している姿を見てとても良い学校だなと思いました。

また、私自身YouMe Schoolの子たちに対して授業をする機会をいただきました。

日本語の授業や、日本のことについて話したり、また、学年が高い子たちに対しては日本で問題とされていることを話し意見を述べてもらう授業なども行いました。

興味を持って熱心に聞き入ってくれて、みんなしっかりした意見も述べてくれて、とても嬉しく感じました。

コタンはとても美しく素晴らしい場所でしたが、大きな問題も見えました。

1日だけYouMe Schoolの近くの政府が建てた公立学校に訪問し、先生や生徒と話す機会がありました。

ネパールの学校では中学卒業程度試験があり、中学卒業時にその試験を受けます。

そして合格すれば次のステップに進むことができます。

公立学校の先生と話すとその学校のその試験の合格率は約40%とのことでした。

3年前は20%を下回っていたようなので少しは良くなっているもののまだまだ良い教育環境とは程遠いです。

残りの合格できなかった約60%の生徒がどうするのかといえば、多くの場合は海外に出稼ぎに行き安い賃金で重労働をするか結婚をするそうです。

最悪な場合、出稼ぎ先で重労働の末、亡くなってしまったり、隣のインドに売春婦として連れていかれる現状もあります。

多くの生徒が勉強したいがために長時間かけて学校に歩いて来ます。それは公立学校だけでなくYouMe Schoolの子たちも同じで、中には往復7時間かけて学校に来ている5歳の子もいました。

しかし、公立学校ではそんな長い時間かけて学校に来てもあまり良い教育を受けられないのが現状だそうです。

教育のせいで子どもたちが明るい未来を見ることができないのはとても悲しいことだと感じました。

そのように大きな問題もあり、様々なことを考えたコタンでの滞在でしたが、とても温かく心の底から笑うネパールの方たちと一緒に生活できたのはとても良い経験になりましたし、一生忘れることはないと思います。

 

 

Q. YouMe School訪問以外の旅行では、どんなことがありましたか?

1つ目はYouMe Schoolと同じコタン郡にあるYouMe Schoolからジープで3時間離れた学校への訪問です。

その学校はネパールの投資家の方が経営しておられるShubhadra Madan Foundationという学校です。コタン郡の郡都であるディキテルというコタン郡では1番栄えている場所にあります。

ここに通っている生徒はネパールの75郡のうち32郡のエリアから来ています。首都カトマンズから来ている子、中にはコタン郡から車で帰れば4日くらいかかるあまり発展の進んでいない西部から来ている子もいます。

全員ではないですが多くの先生と生徒はこの学校で共同生活をしています。

学校の敷地内に入ると、そこには美しい庭が広がっていました。その学校の先生と話しながら学校を見学していると、すぐに見えたのは理科室、コンピュータ室、みんなでご飯を食べるランチルームのような場所、キッチンでした。

さらにもっと歩いて見学してみると、地面に穴を掘ってブルーシートをひいて作ったプール、魚がいる池がありました。さらに驚いたことにヤギ、牛、馬、豚、ニワトリなどネパールの家ではよく家畜として飼われている動物がたくさんいました。

しかし、肝心な教室がなかなか見当たりません。

先生に「教室はどこにあるの?」と聞くと返ってきた答えは「この学校の敷地全てが教室だよ。」やっと意味がわかりました。

ここの学校で重視されているのは「生きていく上で大切なことを学ぶこと、自分の頭で考えること、いろんなことに興味をもつこと」だと感じました。

家畜の世話をしたり、自分たちで食べるご飯は自分たちで作ったり、机を自分たちで作ったりします。そして、朝にはダンスをしたり、テコンドーをしたりするのも見ました。子どもたちを見ているといろんな能力を持った子が多いように見えました。

ここでは4日間滞在しましたが、子どもたちと遊んだり、簡単な日本語の授業をしたり、どんな学校なのか先生と話したりと、とても有意義な時間が過ごせました。

私自身教育について興味があるので、この学校で新しい教育システムを見ることができたのはとても良い経験になりました。

2つ目は、首都カトマンズへの移動でのある男の子との出会いです。

私は12人乗りくらいのマイクロに乗って移動していました。

途中の休憩地点でお昼ご飯を済ませると、今まで乗っていなかったはずの8歳くらいの男の子が赤い袋だけを持って乗ってきました。

その日は平日のはず。

おかしいなあ、と思いながらその子を見ていると彼は何も言わず私に手を差し出しました。

だいたい意味はわかりました。

彼はお金を要求していたのです。

しかし、わたしは何もできませんでした。

同行してくれたNishaさんに尋ねると、「この子は生きていくためにいろんな人にお金を要求している。車がたくさん止まるような場所を行き来しては車に乗りこんでお金を要求している。」と言われました。

ネパールではよくあることだそうです。

その日は平日でしたが、彼のような子は学校に行くことができず、お金を得るために働いたり今回で会ったような子のようにお金を要求しているそうです。

このような子たちがきちんと学校に行けて勉強ができる社会がどんなに素晴らしい社会でしょうか。

しかし、これが解決するためには教育環境の問題だけでなく貧困など様々の問題が複雑に絡み合っていると思います。

YouMe Nepalスタッフとしてそのような子の未来が変わるように動いて行けたらなと思っています。

 

 

Q. 日本に帰国された今、ネパールを思い出すことはありますか?

毎日のようにネパールのことを考えています。

「ネパールで会った人たちはみんな元気にしてるかな」

「YouMe Schoolの子たち勉強頑張っているかな」と毎日のように考えています。

次のネパール渡航の計画も立て始めており、またすぐにネパールに行けることを楽しみにしています。

 

 

 

Q. 今回の旅で反省点などはありますか?

私自身英語があまり得意ではなく、英語の喋れる現地の先生と直接深い話をしたりすることができなかったことです。

今回は現地の日本人ボランティアの方が手伝ってくださりいろんなことを話すことができましたが、1対1で話す時はとても苦労しました。

だいたいこんなことを言っているんだなということはわかるのですが大事なところを聞くことができずもったいないことだなと思いました。

次に渡航する時までに少しでも英語力を向上させようと思います。

また、反省ではないですがネパール語が話せれば村人や子どもたちからもっといろんなことを聞けると思いました。

簡単な会話でのコミュニケーションはできたのですが、話すことができればさらにいろんなことを聞けると思うので英語同様、ネパール語も勉強していきたいです。

 

 

Q. 今回の訪問で、何かを得ることができたでしょうか?

今回の訪問をきっかけに将来自分がやりたいことが見つかりました。

コタンの方達だけでなく、ネパールの人たちは心の底から笑い、とても温かい人が多いです。

ぼくが道で人とすれ違った時に「ナマステ」と言うと笑顔で「ナマステ」と返してくれます。

初対面の自分に対しても家に入れてご飯を振舞ってくれます。

とても素晴らしい国だと思っています。

しかし、やはり問題もたくさんあります。

上で述べたようにきちんとした教育を受けられないせいで海外に出稼ぎに行き安い賃金で重労働をしなければならなかったり、早期結婚をしたり、最悪な場合、出稼ぎに行った先で重労働の末亡くなってしまったり、インドに出稼ぎに行かされてしまったりします。

ぼくは初めてネパールに行きネパールという国に惹かれました。

それ以来、ネパールという国が大好きですし、心の底から笑うネパール人が大好きです。

そんなネパール人の笑顔が上に書いたような出来事で奪われるのは辛いですし悲しいです。

そして、教育が原因で子どもたちの明るい未来が奪われるのも悲しいことです。

将来はネパールでそれが解決できるような活動をしようと思っています。

【YouMe School訪問レポート Vol. 6】-Maiさん-

2016年、コタン郡YouMe Schoolには海外から沢山のゲストが訪れました。年末年始に実施した訪問プログラムだけでなく、長期休暇を利用して大学生や社会人の方などが、長旅の末、YouMe Schoolの子どもたちに会いにきて下さいました。

以下は関西の大学生、Maiさんからの訪問記です。是非ご一読ください。


Q. 参加に至った経緯は?どんな経験を求めて参加されましたか?

同じ学科の中村君よりYouMe School訪問の話を聞き、参加に至りました。 2015年の9月にバングラデシュに滞在後、水・衛生問題に興味を持ちました。 ネパール山間部の水不足問題、また電気・水道・ガスの整備されていない村にある学校や、そこに暮らす人々の生活の様子を体感したいと思ったのが、参加の動機です。

Q. 参加を決意した後、ネパール訪問以前の準備段階でのお気持ちやエピソード等を教えて下さい。

渡航前、「兵庫ユニセフのつどい」にてYouMe Nepal代表のライさん、早坂さんのお話を伺いました。ライさんの生の声を聞き、現地での学びが格段に大きなものになりました。YouMe Schoolを作った背景にあるネパールの教育問題は、予想以上に政治・宗教・カースト等の絡んだ大きな問題でした。また十分に教育を受けられなかった場合、出稼ぎ労働者として海外に出るという話を聞き、ネパールの未来を担う子供の教育の重要性に気づくことができました。

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Q. 日本を飛び立ち、無事にネパールに到着しました。コタン郡YouMe School訪問以外の旅行では、どんなことがありましたか?

ネパールに到着後、タクシーの車窓から街を見ていると、街並みや人々の活気にバングラデシュに帰ってきたような錯覚に陥りました。交通は予想より整備されていましたが、多くのダストが舞っており、マスクを着用しながらバイクを運転している人が多く見受けられました。私自身マスク無しで一日出歩くと、鼻の穴や耳の穴にチリが溜まり喉をやられました。ホテル到着後、一番驚いたことは、部屋の電気スイッチを押しても電気が付かなかったことです。スタッフから首都のカトマンドゥでも半日以上、計画停電のため電気が止まると聞きました。しかし、日中は外出していたので、電気の通る時間帯に電子機器類の充電を行えばさほど困ることはありませんでした。宿泊していたタメル地区は各国から旅行者が集まり、土産物屋・レストラン・ホテルと迷路のように立ち並び、歩いているだけで楽しかったです。そして週末の夜になると深夜まで大音量の音楽が鳴り響き、にぎやかな街でした。

またカトマンドゥは世界遺産がいくつかあり、ネパール人の友達に案内してもらいました。独特の建築が美しいボダナートやスワヤンプナートは、地震により建物の一部が倒壊しており、未だ修復が進んでいませんでした。私が散策した限り、カトマンドゥ市内で地震の跡をはっきりと見られたのは遺跡だけだったので、地震の被害の大きさを知るいい機会となりました。

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カリフラワー、トマト、生姜、かぶ、ナスetc..日本で目にする野菜が沢山並んでいて驚き!

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ヒマラヤ山脈

Q.コタン村のYouMe School訪問や現地の人々との交流、ホームステイの経験はいかがでしたでしょうか。

コタン郡でのホームステイ・YouMe Schoolは、驚きと学びの連続でした。

ホームステイ先は、周囲に雄大な景色が広がるSateの実家。ガス・水道・電気はなく、家の隣でハーブ・野菜・花・家畜が育てられ、その暮らし方から気づくことが多くありました。ひとつは大きな河川があるにも関わらず、家庭用水が限られている理由です。渡航前はイメージできていなかったのですが、コタン郡では山間部 に家が点々と建ち、村人間のコミュニティーは十分に形成されているものの集落は形成されていません。その結果、水道はもちろん下水の処理も一括して整備することが難しいのだと分かりました。また、通学時間の大きなばらつきにもつながり、学校の建設場所を決めることも日本の考え方は通用しないのだと気づきました。二つ目は、ゴミについてです。日本に比べ家庭ごみの量が驚くほど少なく、そのほとんどが有機物(自然に還るゴミ)でした。しかし通学路を歩いていると、スナック菓子の袋がたくさん道に捨てられており、その点だけが残念でした。三つめは、電気です。夜に家の外へ出ると周囲に外灯がないため、夜空が綺麗に見えました。その反面、暗闇の中を犬に吠えられながらトイレに行くのは怖かったです。そしてネット・電気のなかった4日間、日本では毎日使用しているスマートフォンを全く使いませんでした。

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YouMe Schoolとホームステイ先の中間にある民家の様子

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ホームステイ先の様子。青いタンクが貯水槽。ここで歯磨きや皿洗いをする

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毎朝5時~6時くらいにコケコッコー!って全力で鳴く天然の目覚まし時計

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階段状のかまど。水がめ。土壁の性質なのか、室内はじんわり暖かかった

ホームステイ先のSateの実家から、学校までは山道を歩くこと約1時間半。一緒に通学・下校してくれた生徒のみんなは慣れた足取りでスイスイ進みながらも、私たちが疲れていないか気を配ってくれてとても優しかったです。

学校についてまず、子供たちの元気な挨拶にびっくりしました。後に授業見学をさせてもらった時も、先生が教室へ入ると全員が大きな声で挨拶をすることが徹底されていて驚きました。学校訪問1日目は各教室を回って切り紙、日本の歌やダンス、遊び歌、英語の歌を伝え、また生徒たちからはネパールのダンスや歌を教えてもらいました。どのクラスでも新しいことを吸収しようとする意欲と、創造力に圧倒されました。特に切り紙ではサクラを作ったのですが、残り紙で何度も切り紙の練習をする子、綺麗に色塗りをする子や、ひらがなの”さくら”を沢山練習している子、残った紙で違う作品をつくりだす子、花びらに顔を書いている子と様々でした。

ネパールの歌とダンスは、新月の日にシバ神の誕生を祝う2月のお祭りであるシバラートリーで踊るダンス。皆で輪になって踊るダンスは、初めてでもすぐに覚えられて楽しく踊れました。2日目は、通常の授業の様子を観察、先生方と意見交換会を行いました。私グレード1とグレード2のサイエンスの授業見学をしましたが、教科書のレベルと英語力の高さには驚きました。しかし、先生の質問に対して生徒間で答えだけを共有し、中には理由を理解せず答えだけノートに書き込む子がいくらかいました。少人数のクラスで生徒と先生の距離が近い分、1人1人の理解度を確認する工夫ができるのではないかと思いました。休み時間には、ほとんどの子が校庭でバレーボール、サッカー、なわとび、一輪車、片足相撲など目一杯体を動かしていました。学校の横が段々の斜面になっていたのでバレーボールが転がっていくと、おむすびころりんのようにどんどん下へ落ちて行ってしまい、取りに行くのに一苦労という状況でした。 コタン郡で過ごした4日間で、どんどん物理的に無くてもいいものが見えました。その反面、最低限なくてはならないもの、大切にしたいことに気づくことが出来ました。

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校庭に掲げられている国旗

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幼稚園年少クラスの子どもたち

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お祈り。 きっちり整列して、全力で取り組む。

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YouMe Kidsからもらったお花

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通学路。ホームステイ先から学校まで、1/3歩いた辺り

Q. 日本に帰国された今、ネパールを思い出すことはありますか?

渡航前は、ガス・水道・電気のないコタンの生活は、フィクションのようにしか感じられませんでした。しかし実際にホームステイをすることで、想像と異なり決して不便なわけではないと気づきました。例えば、スマートフォンが使えないこと、電気が特定の部屋だけで使えることが影響して、自然とみんなで集まって話す時間が増えました。また教育について特別に学んだことがない私は、単純にYouMe School と自身の小中学校の経験の比較しか出来ませんでしたが、日本人の常識や当たり前の基準が壊れました。ネパールでは生徒によって通学時間に数時間ものバラつきが出ること、日本で広い校庭やプールで体育の授業を行っていたこと。など、挙げるとキリがありません。海外へ行くと自身の当たり前の感覚が壊れるのは、幾度が経験していましたが、ネパールでは初めて気づかされることが多かったです。大学院に進学し海外をフィールドに研究したいので、日本人の感覚で押し付けるのではなく、しっかりとその国の生活の様子、現状を把握しなければいけないと思いました。

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小屋作りのために木を切る、カッコいい作業姿

Q. 今回の旅で反省点などはありますか?

一番の反省点は、言葉の壁です。現地の言葉を少し覚えていきましたが、コミュニケーションをとるには不十分でした。You Me School以外でも、大人とは英語でコミュニケーションが取れるのに、子供とは会話が出来ないのが悔しかったです。必死にネパール語で話しかけてきてくれるのに、私はジェスチャーや絵を描いて伝えることしかできませんでした。

特段に持っていけばよかったと、思うものはありません。強いて言うならば、授業の際にホワイトボードと口頭で説明していたので、音楽や写真・映像など、よりイメージが伝わるものがあると尚よかったと思います。

YouMe Nepalから事前に欲しかった情報としては、以前渡航した方がどんな授業をしているのかを知りたかったです。生徒たちが思っていたよりも日本について知っていたので、まだ知らないことを伝えようと即興で計画変更をしたり少しドタバタしてしまいました。

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この柔軟な発想力に脱帽。nice idea!

Q. 今回の訪問で、何かを得ることができたでしょうか?

コタン郡での生活の様子と子供たちの学習環境を知ったことで、大きな気づきを得ることが出来ました。特に、村の共同水栓、Sateの家の貯水槽、You Me Schoolの生徒用トイレは私にとってかなり印象に残りました。この経験は今後の学習に役立つと思います。また、訪問プログラムを通して出会った仲間、SateやJharanaと、ネパールについて・国際協力について・それぞれの分野について沢山話し合ったことで、刺激をもらいました。

想定外に失ったものは、体重です。コタン郡で滞在2日目から吐き気がおさまらずカトマンズに帰るまで、ごはんがほとんど食べられませんでした。また帰国後にも1週間程お腹を壊し、渡航を通してスリムになりました。しかし、このことから想定外に得られたこともあります。YouMe Schoolまで1日目は歩いて通学したのですが、2日目は吐き気で歩けそうもなくバイクに乗せてもらい、3人乗りをして学校へ通学しました。途中、砂にタイヤをとられて横転するハプニングもありましたが、3人乗りをしたのは初めてで、早く登校したぶん先生方や生徒のみんなと話す時間が増えて楽しかったです。また帰国後にお腹を壊したことで、まさに自分の学びたい衛生問題について身をもって体験出来たのでプラスの結果だと思っています。

YouMe Schoolの子供たちがどう成長するのか、コタン郡の生活がどう変わるのか・あるいは変わらず守られていくのか、ぜひとも見たいので再度訪問したいと思っています。

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下校時の様子

Beautiful Sunset

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素晴らしく刺激をもらえる仲間に出会えました

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ホームステイ先で。Thank you for all.

Q. YouMe Nepalに向けて、メッセージをお願いします。

今回出会った子供たちは、パイロットや先生になるという大きな夢をもって勉強していて、ネパールの将来を担う世代の子供たちが今後どのように成長していくのか楽しみです。ネパールで働き口があるのか、あるいは海外で働くのか分かりませんが、彼らがどのように恩返しをしていくのか見守っていきたいです。ライさんのお話を聞いて、本気で取り組んでいる姿とその思いに圧倒されました。また現地でも聞きましたが金銭的に厳しい面も多く、理想を実現するのに壁はあると思うのですが、子供たちも夢に向かって必死にたくましく学んでいる姿をみて、YouMe Nepal の目指す学校を増やすこと、未来を担う子供を育てることは本当に必要だと思いました。

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8時間くらい乗ったジープ! でこぼこ道も川もグイグイ進むからすごい!

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植物と動物と生きるネパールの人びと

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Maiさん、ネパールとYouMe Schoolへの訪問、ありがとうございました!

YouMe Nepalでは、夢学校の訪問希望者を募集しています。
こちらのリンクも是非ご覧ください。
また、疑問点や訪問希望のお問い合わせは、お気軽に
info@youmenepal.org
までご連絡ください。

ご連絡、お待ちしております!

【YouMe School訪問レポート Vol. 5】-Hirokiさん-

2016年、コタン郡YouMe Schoolには海外から沢山のゲストが訪れました。年末年始に実施した訪問プログラムだけでなく、長期休暇を利用して大学生や社会人の方などが、長旅の末、YouMe Schoolの子どもたちに会いにきて下さいました。

以下は関西の大学生、Hirokiさんからの訪問記です。是非ご一読ください。


Q. 参加に至った経緯は?どんな経験を求めて参加されましたか?

ほとんど偶然だったと言っても良いです。 ネパールで現地教育ボランティア期間中、現地の学校の金銭的人材的な貧しさからくる教育環境の劣悪さに対する問題意識を感じました。また、当該校の校長先生からは寄付を募るなどの資金集めをして改善できないか相談を持ち掛けられました。そして何か解決策がないかネットで調べていたことが最初のきっかけです。

実際に夢ネパールの取り組みを見ていると、まさに私がネパールで痛感した教育における深刻な問題に対して、正面から取り組んでいるものでした。

自身も教育問題に関心があり将来の方向性として定めている者として、また実際にこのネパールで勉強を教えていた身として理想の教育へと目指して走っている学校に強い興味を感じました。その成功や運営の秘訣を、そして理想に思えたが果たしてどれほどのものか、この目で確かめたくて、この訪問に参加しました。12670821_843906725755343_4764316878950793600_n (1)

(コタンに来る前、ネパール随一の観光名所、美しい湖を持つポカラにて)

コタンに来る前、ネパール随一の観光名所、美しい湖を持つポカラにて

Q. 参加を決意した後、ネパール訪問以前の準備段階でのお気持ちやエピソード等を教えて下さい。

すでにネパールにいたため、特別に準備したわけではないですが、夢スクールでする授業内容として日本の歌やダンスなど、いくつか候補を考えていました。それとは別に、事前にSateやJharanaと会って話を直接聞けていたのは大きかったです。心構えや求められているものが何か、得られるものが何か、考えやすかったです。

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カトマンズのYouMe Nepalオフィス。右側がスタッフのJharana

Q. 日本を飛び立ち、無事にネパールに到着しました。コタン郡YouMe School訪問以外の旅行では、どんなことがありましたか?

どちらかと言うと夢スクール訪問以外の滞在がメインだったため何とも言えないですが、夢スクール以外の学校についても何校か実例で知っている身としては、同じネパール内での教育を比較できたのが大きかったです。

私がボランティアで英語を教えていたのは政府系の学校でしたから、当然貧しくて設備も教師も十分とはとても言えず、生徒たちの勉強に対する姿勢も、「勉強をするために毎日学校に来ている」というよりも「友達と会って喋ったり遊んだりする」目的で来ている子たちがほとんどです。(悪いことではありませんが)

また、先生たちが現状に殊更問題意識を持っていたり変えようという姿勢、教育に対する熱い思いを持っているというのも感じにくいのが実情でした。

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YouMeSchool訪問以前から、ボランティアで通っていた政府系学校での様子

その一方で、夢スクールは多くが違いました。

十分とはいえないまでも、一定以上の設備が整い、生徒たちは毎日学校に来て新しいことを学ぶのが楽しくて仕方がない、先生たちはハングリー精神で訪れた参加者から意見や改善点がないかを求めてくる。

いいサイクルがここにはあると感じました。

現状のままでも十分にすごい、そしてそこで満足せずにより良いものを目指す、そしてそれをバックアップする人間が数多くいる。

これをもっと他にも伝えたいと感じました。伝えるべきだとも。

今回のネパールの滞在では、この夢スクールの取り組みを自分の学校の先生に軽く話した程度で終わってしまいましたが、その先を今後も継続的に考えていくことには大きな意味とやりがいを感じています。

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Q.コタン村のYouMe School訪問や現地の人々との交流、ホームステイの経験はいかがでしたでしょうか。

なるほど、生活には不便もあったとは思います。

高山で長距離徒歩登校、食事も睡眠も慣れないものです。(幸い私はすでにネパールに滞在してそこそこ長く、また高山も慣れていたのでマシでしたが)

実際、友達は体調を崩したり等ありました。

けれど、それらを含めても素晴らしい体験であったと言えます。

まさに彼らがどういう環境で生活しているのか、そのような環境においてなお、教育を渇望しているその思い、夢、動機とは何なのか。実際に生活をともにしながら、彼らの日常と心の中を垣間見ることができたと思います。

朝夕は自分の担当の家事をそれぞれが行う共同生活、仕事をした後にみんなで食べる美味しい食事、疲れを忘れさせる綺麗な景色。本当に素晴らしいものだと感じました。

ゲストとして来ている自分たちと、実際に住んでいる彼らでは、また視点が違うのであろうが、思わずこのような生活もいいなと惹きつけられる日々でした。

かまどの煙が充満していて皆で目を抑えていたのと、朝早く4時ごろから鶏が鳴いていて起きてしまうのもいい思い出たちです(笑)

子どもたちとお喋りをしたり、景色を見たり、料理に舌鼓を打ったりと、本当に楽しくて活気に満ちていました。

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Q. 日本に帰国された今、ネパールを思い出すことはありますか?

もとより途上国での教育普及が自分の夢ではありましたが、その実際の現状を知らなくて、このネパールに赴きました。その意味で、政府系学校と(一応)私立学校の様子を見て、実際に授業もして、一端を知ることができました。また多くの協力者や友人ができ、ただ訪問しただけではわからない込み入った話から、日本に帰ったあとのことまで話ができました。
その意味でもこのネパールの6週間は、自分のこれからの道の選択肢のいくつかを照らしてくれるものでした。

方向性が大きく決まったように思います。

震災から1年。大阪開催のイベント等にも参加する予定なので、自分の体験と他者目線での体験を照らし合わせつつ、今後もネパールについては考えていきたいです。

また精神的な面では、様々な場面でいつも支えてくれたネパールの人たちの温かさに触れ、本当に心が洗われる思いでした。日本人が忙しい日々のなかで忘れてしまいがちな人間関係の大切さと素晴らしさを、改めて感じているところです。10409694_835177333294949_1893832721732792539_n (1)

Q. 今回の旅で反省点などはありますか?

事前にきちんとほかの訪問メンバーや現地スタッフと連絡を取り、実際に現地でどの日はどう動いて何をするかをきちんと考えておくべきでした。バタバタして詰めないままに訪問してしまったのは反省点です。

こちらも向こうも時間を割いている以上、どのように有意義な時間とするかはもっと協議を重ねておくべきでした。それゆえに、いざ授業をするとなったときにネタで困ったり、訪問メンバーの中で合意がなかったりと少々手間取ってしまいました。

長期滞在ならともかく、短期ならなおさら限られた時間で何をするかは重要だと思いました。

Q. 今回の訪問で、何かを得ることができたでしょうか?

ネパールの教育の現状を知り、そこで自分が小さくとも何かのインパクトを与える、与える努力をすることがネパール滞在の目的の一つでもありました。
その意味では、自分が教えていた政府系学校以外でも、上記のような体験をできたことは大きなことでした。一つに偏った知識体験になってしまうことなく、(比較的)都市部の政府学校ではどうなのか、田舎の山奥の私立学校で日本の教育を取り入れた場合はどうなのか、それぞれで感じるところがありました。

個人的には、学校環境と生徒の姿勢等を特に注視していましたが、夢スクールでの先生たちのハングリー精神を見られたことは想定外に得られたものと言うことができます。

今回の旅を通して、実際に日本発で、途上国に理想を目指した教育が作られている様子を見ることができました。自分の将来の夢のカタチの、一つの例を見ることができたように思います。

その意味で、今後どのようによりよい理想に向けて進んでいくのかは興味を持つところでありますし、機会があれば数年後などにまた訪れたいと思います。

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Q. YouMe Nepalに向けて、メッセージをお願いします。

ほんとにたまたまの偶然から、この度は夢ネパールに関わらせて頂きました。
けれど今では、現地スタッフのSateとJharanaは私のDidi(姉)ですし、ネパールも何番目かの故郷みたいなものだと思っています。何らかの形で今後も関わり続けていきたいのはもちろん、学生である間にもう一度ネパールを訪れたいと思っており、それまでに日本の事務所のほうであったり、ネパールとも連絡を取って何かしたりしたいと考えています。

本当にいい経験でした。

自分の研修期間中の訪問だったので最初は少しどちらを取るか迷っていましたが、行って体験して良かったと心から思います。訪問そのものに大きな意義があったのはもちろん、日本の他の学生やネパールの人々と知り合えたことも大きなプラスでした。

どのようなカタチであるにせよ、夢ネパールの活動は今後も引き続き応援しています。
何か大阪方面でイベントがあったり、何か協力できることがあれば、お声掛けいただければと思います。

今回は本当にありがとうございました。

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カトマンズでのお祭り

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Hirokiさん、ネパールとYouMe Schoolへの訪問、ありがとうございました!

YouMe Nepalでは、夢学校の訪問希望者を募集しています。
こちらのリンクも是非ご覧ください。
また、疑問点や訪問希望のお問い合わせは、お気軽に
info@youmenepal.org
までご連絡ください。

ご連絡、お待ちしております!

スピーチコンテスト、優勝!動画はこちらから

12月3日、幕張メッセにて、1万人の観客の前に行われたスピーチコンテスト

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見事、Sharad Raiが優勝しました!

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たくさんの応援、ありがとうございました。

スピーチコンテストの様子は、こちらからご覧いただけます。

 

8分間のスピーチのみの動画も用意しました。こちらからどうぞ!

12月3日。幕張メッセでライのスピーチ決定!ネット視聴と投票が可能

2016年10月、代表のライ・シャラドは、インターネット投票によるスピーチコンテストの予選大会に参加いたしました。

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予選に通過し、ファイナリストに選ばれると、幕張メッセのアリーナでスピーチできるのですが、皆様の応援のお陰様で、74,677票を獲得し、見事1位通過で決勝進出することができました!

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決勝当日は、他のコンテストや、特別ゲストによるライブなども披露されるそうです。
イベント内容はこちら

スピーチコンテストでは、優勝者に111万円の賞金が贈呈されるそうです。
ライは、もし優勝した場合、その賞金でコタン郡YouMe Schoolのスクールバスの購入を計画しています。
特別審査員・会場の一般審査・ネット視聴者の投票によって優勝者を決定するそうです。

当日、幕張メッセで直接、ご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、運営事務局から特別価格のチケット(4,000円)の手配をいただきましたので、
ご希望の方はinfo@youmenepal.orgまでご連絡ください。

また15時から、

YouTube, FRESH! by Abema TV, ニコニコ動画 
インターネット中継とネット投票も行われる予定!

こちらから視聴可能です!

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予選のスピーチ動画は、こちらからご覧いただけます。
決勝でのライのスピーチ、どうぞお楽しみに!

 

【ご報告】NPO法人格を取得いたしました

RaiやJoshiを中心にコタン村での学校づくりをスタートさせたYouMe Nepalは、2012年にネパール国内でのNPO法人格を取得して活動を続けていましたが、2016年夏、日本国内でも東京都庁によりNPO法人格の認証を受けました。

法人番号等の情報はこちらの国税庁のリンクをご覧ください。

特定非営利活動促進法(NPO法)を遵守し、Webサイト上でも会計情報や事業報告書等をご覧頂けるように進めさせていただきます。

定款はこちらからご覧ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。fullsizerender-3

 

 

【トークショー開催します】モデル・定住旅行家のERIKOさんがコタン村に滞在。YouMe Schoolを訪れました

中南米25カ国を始め世界各地に滞在しながら、その土地で生きる人々の姿を発信するモデル・定住旅行家のERIKOさん。今回、代表のライと一緒にYouMe Schoolのあるコタン村を訪問して下さいました!

出発前、共同代表のジョシからネパール語を熱心に学びながら、ネパールに渡航したERIKOさん。

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是非、ERIKOさんのブログで、美しい写真とコタンの様子、そして代表ライの実家に住みながら夢小学校に通う1人の少年のストーリーをお楽しみください。

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ERIKOさんのブログ記事「ベンガルドラの住むコタン村の家族」より引用
(左からシャラッドくん、お母さんのアーシャさん、長女のサーテ)

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ERIKOさんのブログ記事「YouMe Nepal訪問!」より引用
(鳥取県の写真集贈呈)

IMG_5836ERIKOさんのブログ記事:ライ家に住んでいるタナカ8歳の生き方より引用
(洗い物をするタナカ)

★ERIKOさんオフィシャルブログ:
モデル・定住旅行家 ERIKOのブログ


そして来たる6月19日、ERIKOさんによるトークショーが開催されます!

『2016年春ネパール定住旅行&メラピーク登山報告会』

ネパールでも最も高いトレッキングピークの1つであるメラピーク(6654m)の登頂に成功したERIKOさんのライブトーク、是非ご来場ください!
(YouMe Nepalのメンバーも参加予定です!)

詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/113030855777409/


 

★ERIKO(エリコ)/モデル・定住旅行家

鳥取県出身。東京コレクションでモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱き、スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、2012年から1年4ヶ月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅する。現在モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人々の家庭で暮らすように旅を続け、人々の生活や生き方を伝えている。

NEPOEHT所属(モデル)であり、雑誌、CM、企業講演、トークイベント、国内外TV、ラジオなどメディア出演多数。著書に「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)。

また、内閣府平成28年青年国際交流事業の効果検証に関する検討会委員。観光庁「若旅★授業」講師。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。国際協力機構JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」著名人メンバーなども勤める。

【YouMe School訪問レポート Vol. 4】〜Yukaさんから〜

2015年の年末から2016年の年始にかけて、日本人数名とネパール人数名がコタン郡のYouMe School(夢小学校)に訪問しました。

1週間ほど村人のおうちでホームステイをしながら、夢小学校で子どもたちと遊んだり、勉強を教えたり、村をトレッキングして大自然を堪能しながら村の暮らしをのぞいたり。元旦にはエベレストを臨む丘で子どもたちとピクニックも行いました。

以下はYukaさんからの訪問記です。Yukaさんは、関西の小学校で先生をされています。是非ご一読ください。


Q. 参加に至った経緯は?どんな経験を求めて参加されましたか?

「ホムカミ」というテレビ番組を通して、ライさんとYouMe School の子ども達の存在を知り、ネパールという国の教育に関心を抱きました。YouMe School の子ども達の「学校に通いたい、学びたい」と思う気持ちに、心打たれました。そして、そんな子ども達を支える先生方、YouMe Nepalの皆さんのお話を、実際に聞いてみたいと思い参加を希望しました。
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Q. 参加を決意した後、ネパール訪問以前の準備段階でのお気持ちやエピソード等を教えて下さい。

今回、私は、子ども達と「工作」でコミュニケーションを取りたいと思いました。どんな物を作ったら子ども達が喜んでくれるかな?と考えるだけで、わくわくしました。と、同時に、道具は?材料は?子ども達のものづくりの経験は?英語が話せない私、作り方をどうやって説明する?と迷う事も沢山ありました。訪問プログラム担当の早坂さんに相談させて頂きながら、準備を進めていきました。最終的に、やじろべえと同じ原理で指先に止まる「バランストンボ」を作る事にしました。子ども達がどんな反応をするのか、とても楽しみでした。
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(バランストンボの例)

Q. 日本を飛び立ち、無事にネパールに到着しました。コタン郡YouMe School訪問以外の旅行では、どんなことがありましたか?

最初に驚いたのは、ネパールの交通環境です。市街地でも、道路の状況が良く無いところがあったり、バスに収まりきらない人が乗車していたりと、日本の整備された環境を思うと、なかなかの衝撃でした。IMG_3153
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ヒンドゥー教の聖地パシュパティナートを訪れた際には、「生」と「死」を身をもって感じました。今までは、「死」=悲しい事、つらい事という捉え方でしたが、あの空間にいると、それは当たり前の事であり、生活の一部であるような感覚になりました。
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トレッキングが好きな私は、ネパールの雄大な自然に感動しました。目の前に広がる山々を見ていたら、時間を忘れました。満天の星空には鳥肌が立ちました。
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Q.コタン村のYouMe School訪問や現地の人々との交流、ホームステイの経験はいかがでしたでしょうか。

YouMe Schoolの子ども達と一緒に居ると、自然と笑みがこぼれて、すごく温かい気持ちになりました。一生懸命勉強に励む姿や、上級生が下級生を引っ張っていく姿に、頼もしさを感じました。また、子ども達を見守る先生方の優しさと熱心さに、同じく教育に携わる身として、学ばせて頂く事が沢山ありました。「工作」の活動では、子ども達の器用さに感心しました。楽しんで取り組んでいる姿を見て、とても嬉しくなりました。ものづくりで人と人とは繋がれるという思いを以前から持っていたので、今回このような貴重な経験をする事が出来て良かったです。
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ホームステイでは、日本の生活とのギャップに不便さや精神的な辛さを感じた時も、お母さんが明るく話しかけてくれたり、子ども達が私達のために色々準備をしてくれたり、皆さんの優しさに本当に救われました。IMG_3108

この先、ネパールの一番の魅力は?と尋ねられたら、まず一番に「人!」と伝えたいくらいです。ネパールを思い出す時も、皆さんの優しい笑顔が浮んできます。本当に、出会いに感謝です。 また、お母さんの手料理を味わえた事も有難かったです。日本に帰ってから、ダルバートを出してくれるお店を何軒か訪ねましたが、何だか違う。お母さん達の温かい思いがつまった手料理がとても恋しいです。IMG_3151

Q. 日本に帰国された今、ネパールを思い出すことはありますか?

ネパールから帰国した後、今まで当たり前だと思っていた事に、意識が働くようになりました。生活環境や、色んな面で保障されている事、自ら願えば自由を求められる事。当たり前過ぎて意識もしなかった事が、自分の人生をこんなにも豊かにしてくれていたのかと思いました。その反面、その豊かさって何なんだろう?と考えるようにもなりました。日本はネパールに比べたら、経済的にも、教育環境的にも恵まれていると思います。ただ、そこに暮らす人々が、どれだけそこに、豊かさを感じられているだろう。何をもって豊かさを語るかは、人それぞれだと思いますが、私自身は、ネパールの、人と人との繋がりから心の豊かさを感じました。自分が勤めている学校の子ども達に、ネパールで暮らす人々の写真を見せると、その「笑顔」に心惹かれる子がたくさんいました。子ども達からは、「生活が大変なのにみんな笑顔なのが凄いと思いました。」のような声があがりました。感覚的に、子ども達は、そこに心の豊かさを感じ取ったのではないかなと思いました。日本には有ってネパールには無いもの、ネパールには有って日本には無いもの、そこから、お互いに学び合っていく事が大切なんじゃないかなと思いました。IMG_3041 IMG_3075 IMG_3088 IMG_3089 IMG_3090 IMG_3139 IMG_3117

Q. 今回の旅で反省点などはありますか?

準備物としては、あれもこれも有ったら良かったと思う事もありましたが、何というか、日本での当たり前を一旦リセットする事が、現地での生活を楽しめる秘訣ではないかと思いました。自分の当たり前で判断してしまって、現地の方に失礼があったんじゃないかなと反省する点も多々ありました。観光と違って、学ばせてもらう立場で行くのなら、こちらの価値観ではなく、現地の方の価値観を受け入れる姿勢が必要なのではないかなと思いました。

Q.今回の訪問で、何かを得ることができたでしょうか?

今回、ネパールを訪問して、教育の必要性を強く感じました。学ぶ環境があり、学んでそれを活かす場がある。そして、子ども達が希望を持って生きていこうと思える社会がある。それらは、全て、私達大人の責任であるという事を感じました。ネパールにはネパールの課題が、日本には日本の課題があると思います。ただ、どちらにも言えることは、教育にこそもっとお金をかけ、学ぶ環境を整えていく必要があるということ。未来を担っていくのは子ども達であり、その子ども達が希望を持てる社会を作るのが、大人である私達の責任だと思います。IMG_3136

私は、「知る事は理解する事の第一歩」という考えを大切にしていきたいと思っているのですが、今回の訪問プログラムはまさに、貴重な第一歩でした。是非、また訪問したいと思いました。

Q. YouMe Nepalに向けて、メッセージをお願いします。

YouMe Schoolの子ども達が熱心に学ぶ姿から、ネパールの未来の希望を感じました。YouMe Nepalの皆さんが取り組まれていることは、子ども達の為であると同時に、国の為でもあると思います。

YouMe Schoolの子ども達が日本に興味を持ってくれた事、中には、日本に行ってみたいと言っている子もいました。もしも、そんな彼らの願いを叶えられるなら、何らかの形で協力したいです。IMG_3107


Yukaさん、ネパールとYouMe Schoolへの訪問、ありがとうございました!
その他、Yukaさんが撮って下さった美しい写真をこちらで公開しています。

YouMe Schoolへの訪問を希望される方は、
youmenepaltrust@gmail.com
まで、お問い合わせください。

神戸で行われたユニセフの1年に1度のおまつりで、ライが基調講演を行いました。

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3月6日、14周年を迎えた兵庫県ユニセフ協会の主催による大きなイベントで、代表のライが1時間半にわたる講演を行いました。

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講演の様子を、3分間の動画にてご覧いただけます。
是非、ライの強い気持ちに触れて下さい。

 

午後の部では、関心を下さった方々と、より深くお話をさせていただくことができました。

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沢山の方々にお話を聞いて頂くことができました!

応援して下さっているすべての方々に、心からの感謝を申し上げます。

 


■イベント詳細

日  時:3月6日(日) 10:30~15:00
会  場:コープこうべ生活文化センター2階 ホール
主  催:兵庫県ユニセフ協会
後 援:(公財)兵庫県国際交流協会、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、JICA関西、兵庫県子ども会連合会、コープこうべ
協 賛:神戸YMCA、神戸YWCA
参加者:200人
「ユニセフのつどい」は、国際協力・支援活動を実践している若者たちやユニセフに協力いただいている皆さんはじめ多くの方が集う交流の場。
ユニセフ協力者への感謝と共に、交流を通して、世界で起きていることや子どもたちが暮らす厳しい現状を理解し、持続可能な国際社会を築くために私たちが何ができるかを考える場でもあります。
今年も多くの若者が参加し、活気あふれる「つどい」になりました。
◆おもなプログラム◆
~午前の部~
○オープニング 竹内海人さんによるクロマチックハーモニカ演奏
○トークショー   シャラッド チャンドラー ライさんの講演 「僕が故郷に学校をつくったわけ」
○募金贈呈式
~フリータイム~
○軽食、国際協力・東北支援の物品販売(14ブース)
~午後の部~
○わくわくワールドカフェ(11グループ)
○竹内海人さんによるクロマチックハーモニカ演奏

■兵庫ユニセフ協会のページもご覧ください。

http://www.office-bit.com/unicef-hyogo/activity-report2016.html#r20160306

【YouMe School訪問レポート Vol. 3】〜Momoさんから〜

今回は、2016年2月末にYouMe Schoolを訪問したMomoさんの訪問記をご紹介します。


Q. 参加に至った経緯は?どんな経験を求めて参加されましたか?

2015年10月に、同じ大学に通う友人を通して、YouMe Nepal の存在を知りました。友人が大学内でYouMe Nepalの学生支部を立ち上げようとしていて、活動やネパールをもっと知りたいと興味本位でYouMe Nepalに関わったのがきっかけです。当時、私はネパール出身の留学生の知り合いがあまりおらず、またネパールについて全くといっていいほど知識がありませんでした。大学内でYouMe Schoolを紹介する側ではありましたが、現地に行ったことがなく、ネパールについてもあまり知らないという状況でした。

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ネパールに行き、現地の文化を見たり、触れたりすることで学生支部のメンバーとして新しい発見や、今後の学生団体としての新しいアイディアが見つかるかもしれないと思い、参加しようと思いました。また私は2016年3月に大学と卒業するので、コタンに行きYouMe Schoolに行くということが学生最後の挑戦でした。

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Q. 参加を決意した後、ネパール訪問以前の準備段階でのお気持ちやエピソード等を教えて下さい。

日本のお菓子、生徒に寄付するペン、自由帳、ネームタグ、風船、折り紙、色ペンなど現地の学校に持っていきました。今回が初めてのネパールへの訪問でしたので、ネパールに行く前は、空気、交通、食事、トイレなどを心配していました。腸チフス、破傷風、A型肝炎の予防接種を打ち、日本で風邪薬、整腸剤、のど飴などを用意し、健康管理を意識して準備をしていました。

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Q. 日本を飛び立ち、無事にネパールに到着しました。コタン郡YouMe School訪問以外の旅行では、どんなことがありましたか?

ネパールは驚きの毎日でした。食事、交通、トイレ、宗教、環境など日本と異なるので、初日はカルチャーショックを受けました。今回は車での移動が多く、ネパールの様々な環境を自分の目で見たり、現地の方々に会うことができました。ネパールで嬉しかったことは人がとても優しかったことです。レストランやお家に訪れた際は、訪問客の私に、伝統的なおもてなしをしてくださりました。

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辛かったことは衛生面です。私はもともとお腹が弱く、滞在中に辛い食べ物や水で2,3日お腹を壊しました。宿泊先のトイレを使用した際に、間違って紙を流してしまい、トイレを数回詰まらせてしまったので、今後ネパールのトイレに行くことが少しこわいです。

一番楽しかったことは、やはりネパール人との出会いです。大学で一緒に勉強しているネパールの留学生と現地の人は異なり、またお互いの文化をよく知らない状況だったので、現地の方と触れ合いながら現地の文化を学んだような気がします。また、嬉しかったことは、ネパールに「モモ」という日本の餃子のような食べ物があり、私の名前に「もも」が付くこともあり、ネパール人にすぐに私の名前を覚えてもらえたことです。名前で笑ってもらえて、会話が弾んだり、子どもが「もも」と近づいてきてくれたりしました。

ちなみに、私のネパールで一番好きな食べ物は「モモ」です。

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Q.コタン村のYouMe School訪問や現地の人々との交流、ホームステイの経験はいかがでしたでしょうか。

ホームステイを体験させて頂き、ありがとうございました。2泊3日ライさんのお母様やその親戚や子ども達に食事を提供して頂きました。初日に彼らが豚のステーキと伝統的なお酒を我々訪問客に振る舞って下さりました。ライさんの家の皆さんはとても働き者で、特に子どもたちがよく働く姿にはとても驚かされました。子ども達は朝6時くらいから家畜の手伝いや皿洗い、掃除などをして働き、その後1時間半かけて山を登って学校に行きます。学校から帰ってきて、少し遊んだり、皿洗い、夕食の手伝いなどをし、夜の11時くらいに寝ます。8歳くらいの男の子の手をたまたま見た際、本当に子どもの手かと疑うくらいグローブのように手の皮膚が固く、とても印象的でした。

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ライさんの家で教えていただいた腹痛と喉の炎症の治療法がとても忘れられません。喉の調子が悪い時に、見た目が果物のような直径2,3㎝の実を食べました。味はとても苦いですが、とても効きました。一緒に旅行していた知人も、日本から持ってきた薬を飲んでも効かなかったのにその実を食べたら、次の日に喉の痛みが改善されたと言っていました。またお腹が痛いとき、鶏の嘔吐物を飲ませるとすぐに良くなると聞きました。この治療法は私の中でとても衝撃的です。この村では(精製された)薬に頼らず、人々の経験と知恵で健康を維持するといった文化があることに気づき、もっと他の文化も知りたいなと思いました。

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Q. 日本に帰国された今、ネパールを思い出すことはありますか?

日本にいるとき、以前よりもごく普通の生活が幸せに感じるようになりました。ネパールでは若者が海外に出稼ぎに行くなど、家族が離れ離れで生活を送っています。滞在中も、マレーシア、日本、ドバイに出稼ぎに行っている人、今後行く人にお会いしました。そうした状況を目にすると、家族が近くにいることがとても幸せに感じます。また、私の家族が病気をせず、健康で生活を送っていること、私自身健康で日々生活を送れること、大学で勉強すること、友人と話すことなど、今まで当たり前だと感じていたことが、ネパールに行ってから、それら一つ一つを幸せに感じます。

ネパールに滞在中に、YouMe School以外に別の小学校にも行きました。その学校はYouMe Schoolと同じく山の上に学校があり、学生の数も同じくらいです。その学校で両親宛の感謝状を英語で書く授業を行いました。その際、どの学生も両親に学校に通わせてもらうことに非常に感謝し、皆勉強が好きだと書いてありました。また彼らの将来の夢について英語でスピーチする授業を行いました。どの学生にも夢があり、学校で勉強ができる環境を今後も与えてほしいと思いました。2つの学校訪問やネパール人の生活を目にして、勉強は財産だという言葉をとても重く感じました。

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Q. 今回の旅で反省点などはありますか?

実際現地に行ってみて、出発する前に基本的なネパール語を勉強すればよかったと後悔しました。ネパールでは、特に都会の若い方や普段仕事で英語を使われる方は比較的英語を喋れますが、山村部では英語はほとんど通じず、覚えたネパール語かジェスチャーだけでなんとかコミュニケーションを取っていました。小学校に訪れた時は、高学年の学生とは英語でコミュニケーションを取れましたが、低学年の生徒とはジェスチャーのみでした。基本的なネパール語だけでも学習しておくと、現地の年配の方や幼い子どもたちともっと関われたのかなと思います。

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あと、初めてネパールに行く方には、「期待しない」ことをお勧めします。滞在中にネパール人に何度も言われた言葉が「期待しないで」でした。ネパールは日本のようにゴミを決められた場所に捨てる習慣がありません。基本的に道路やありとあらゆる場所にゴミを捨てます。したがって、道路の端には基本的にゴミが散乱しています。私はゴミが散乱した環境が苦手で、最初はその環境に慣れませんでした。その他にも、ネパールは日本に比べ、交渉の国なので、人によっては大変な思いをするのかなと思います。ネパールに行く際は臨機応変に物事を対応しなければいけないことを身をもって学びました。

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Q.今回の訪問で、何かを得ることができたでしょうか?

現地の人となるべく同じような生活を送ることと心掛けて旅生活を送りました。ネパールでは水、ガソリンが不足しています。そのため、滞在中はシャワーは3日に1度、節電、節水、停電の生活を送りました。そして、2週間その生活をし、日本に帰国し、日本で普段の生活を送っていると、複雑な気分になります。資源不足で停電・3日に1度のお風呂生活から何でもある生活に戻り、正直ネパールでの生活が夢だったのかなと疑います。

得られたことは、限られたもの・状況の中で考え、自ら行動し、高めることです。村では水資源が豊富にあるわけではないので、一人ひとり水の使用量は限られます。また他のもガソリンや食べ物など限られた資源をみんなで分けます。最初のほうはとても不便に感じていましたが、みんなで共有・協力することで、対人関係で適当にしてしまった自分自身の悪い部分など見え、今一度自分の行動や態度を振り返ってみる良いきっかけになりました。

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Q. YouMe Nepalに向けて、メッセージをお願いします。

YouMe Schoolに実際に行ってみて、先生の指導・教室・1日のスケジュール・授業の雰囲気が想像してたより、とても良かったです。学校に行くまでの子どもたちの通学路は想像を超える程、大変な道のりでした。標高1500メートルの山のため、少し登るだけで息が上がってしまい、何度も休憩をしました。日本の教育システムがYouMe Schoolにも導入され、校内は清潔でした。他のネパール人から、ネパールではゴミを片付ける習慣があまりないと聞いたので、ゴミを集めて片付ける取り組みは非常に良いと思います。YouMe Schoolから今後も、環境保護活動としてゴミを綺麗にする若者が増えてくれると思います。学業以外にもそういった取り組みを今後も続けてほしいです。

ホムカミ掃除
(2014.5月TV番組放送「ホムカミ」での風景)

授業の風景を見て感じたことを少しだけ述べたいと思います。私と学生数名で高学年のクラスで英語の授業を1時間ずつ行いました。競うゲームやクイズ、学生の夢は幸せについて英語でB3用紙に書いてもらいました。その際に、学力の差に気づきました。手を挙げる子は何度もあげる、またはどんどん文章を書いていく子がいましたが、中には隣の子を見て真似するといった子もいました。生徒全員の授業理解度を確認するため小テストを毎回の授業で行うことは如何でしょうか?

YouMe Schoolがあるネパールに、また訪れたいです。4月から社会人として働き始めるので、当分訪問は厳しいかと思いますが、今後もYouMe Nepalの活動を応援したいです。

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Momoさん、ネパールとYouMe Schoolへの訪問、ありがとうございました!

YouMe Schoolへの訪問を希望される方は、
youmenepaltrust@gmail.com
まで、お問い合わせください。