お知らせ

2019年2月号

2019.03.25

平素は温かいご支援を賜り誠にありがとうございます。


<コタン校 近況報告>
①給食プロジェクト
味の素ファンデーションさんのご協力で始めた給食プロジェクトの一環で、定期的に子供たちの身体測定をしています。

給食や家庭での栄養改善を通して、子供たちの成長をこれからも見守り続けます。

また、日頃食べている給食に、どのくらいの栄養価があるのかを子供たちにレクチャーし、栄養について考える機会を設けて、低体重の子供たちが減るように継続して給食プロジェクトを進めていきます。

②秋田さん 活動レポート
ナマステ! コタン校インターンの秋田です。
コタン校では、4回ある試験のうちの3回目が終了し、最後の学期に入りました。
子どもたちには、1年間の学習のまとめとして、しっかり最後の試験も頑張ってほしいです。

また、私のネパール滞在も1ヶ月を切り、残り数週間のみとなってしまいました。
まだまだやるべきことが残っているので、最後までしっかりとやり切ります。
さて、今月ですが、2月初旬に以前クラウドファンディングアプリ「ポルカ」で支援者の皆様から頂いた支援金で、本を購入するために首都カトマンズに行ってきました。

本の購入は、カトマンズで1番規模が大きいEKTA Booksという書店で行いました。
EKTA Booksは、カトマンズで1番規模が大きいということもあってネパール語から英語まで、幼児向けの物語本、中学生向けから大人向けの小説、エンサイクロペディアのようなたくさんの知識が掲載されている本、参考書、大学レベルの専門書など、豊富な種類の本が販売されており、そのような多様な種類の本から時間をかけてゆっくりと選んでいきました。
EKTA Booksにどのくらいの本があり、どのような種類の本があるのかを知るために、日本語が堪能なネパール人の方に手伝ってもらい、1日下見の時間を設けてから購入しました。
現在YouMe Schoolには、特に幼児向けの絵本がほとんどなかったので、幼児向けの絵本を中心に、エンサイクロペディア、クイズブック、伝記、ネパールの歴史本、読み聞かせ用の大きい絵本、地図帳、パペット付きの本、高学年向けの小説、アート本など、様々な分野から選んで購入しました。
 


購入した本ですが、英語の本を679冊、ネパール語の本を601冊、合計で1280冊の本を購入することができました。
この場を借りて、支援
して頂いた皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

これらの本は、これから作る図書室に置く予定です。
しかし、本をたくさん買って、図書室にただ置いても楽しい場所でなければ、子どもたちは本を読むことはおろか、図書室にすら来ないのではないかと考え、子どもたちが毎日たくさん来てくれるようなきっかけになるように、本だけではなく、おもちゃ、ABCのジョイントマット、遊んで学べる英語のすごろくや、学習用カードゲームなども購入させていただきました。

現在、本の貸し出しシステムによって、たくさんの子どもたちが本を借りて読んでいるので、本が届いたことを伝えると、とても喜んでいました!
コタンに戻った後は、図書室建設に取り掛かり、現在内装のペイントが終わったところです。
色も明るくて子供たちが来てくれるような色を選びました。

最初は、本を買うお金が集まるのか不安でしたが、ここまでしっかりと形になってきました。
図書室が完成して、子どもたちがたくさん本を読んでくれるのが今から楽しみでなりません。
現状、貸し出しシステムは、私が管理しているので、図書室建設だけではなく、貸し出しシステムや図書室のマネジメントなどを現地の先生がしていけるような体制を作ります。
今月の活動報告は以上です! 


<モラン校 近況報告>
①熊谷さん 活動レポート
ナマステ!YouMe Schoolモラン校にて、2月からインターンをさせていただいております、熊谷修平と申します。
早いことに、インターン開始からすでに1ヶ月が経ちました。
ここで出会う沢山の人々、新しい経験、気候の変化、そして何より、温かく元気の溢れるYouMe Schoolの子ども達の笑顔に毎日囲まれ、充実したネパールでの生活を送らせていただいています。
今回は、私にとって初となるインターン活動報告をさせていただきます。

【行事】
まず、到着してから約1週間後の210日に、Saraswati Puja(サラスワティプジャ)というお祭りが開催されました。
これは日々の学びや、音楽、芸術に感謝を捧げることを目的としています。
モラン校の子ども達は、この日の為に頑張ってダンスを練習してきました。
お祈りの後、感謝の気持ちを込め、神様と来校してくださった親御さんに向けて全力で披露しました。


翌日、小学5年生から中学1年生の子どもが学校に集まって片付けをし、その後、神様の像を川に流すという恒例行事を行いました。

【私の活動】
私は、日本の大学で英語教育を専攻していることもあり、校長先生の粋な計らいによって、主に英語の先生と行動を共にさせていただいています。その為、英語の文法の授業を代わりにさせていただくこともあります。
また、大学院の試験や、体調不良のために来れない先生の代わりとしてクラスに入り、様々なアクティビティをしています。

渡航前には「モチベーション」を教育の軸として、情操教育を図れる体育、生活科、道徳などの教科を導入し、学びを実生活や将来と結びつけることや、友人と協働しあう活動を行い、日本の教育の強みである「全人的な学び」を促進することを予定していました。
その為事前に指導案を作成し、YouMe Nepal
の代表の方々と内容を詰め、万全の準備で臨みました。
しかし、実際に学校現場に来て子ども達と時間を共有する中で、準備して来たもの以上に彼らに必要なもの、改善すべき問題が見えてきました。
私が現在一番問題視していることは、「子ども同士の争い」です。この言葉だと多少語弊があるので、補足させてください。
決して子ども同士がお互いにいがみ合い、嫌いだから喧嘩をしているのではないのです。
何か物事がうまく行かない時や、思い通りに行かない時の彼らの解決手段が「言葉」ではなく「暴力」なのだと感じています。
日本の教育現場では、いじめや暴力を「絶対の悪」として毅然とした態度で対応するため、私がここの子ども達と出会った時はとても衝撃を受けました。
しかし、校長先生や他の教職員の方々との話し合いや、論文などを読むことを通して、段々と子ども達の行動の理由が見えて来たのも事実です。「暴力」という解決手段は、ネパール人の育つ環境、親や先生の教育方法、先輩方の振る舞い方、まとめるとネパールの文化に起因するものでもあるのだと思いました。
しかし、学校現場において、この問題は少しずつでも改善されていかなくてはなりません。

その為私は、日本で当初計画していた授業を中断し、この現状の改善に努めています。
具体的な方法としては、一つ目に、問題のある子どもとしっかり話し合うことです。
非効率的ではありますが、言語の壁がある分、落ち着いた環境で、個別に真剣に話し合うことにより、暴力行為が減って来ていると感じます。
二つ目に、子ども達がしたいことを積極的にさせることです。
私は毎回の授業で「今日は何がしたい?」と問いかけます。
その答えがたとえ勉強ではなく、スポーツや折り紙の遊びであってもできる限り取り入れます。
これによって子ども達は、「学校は楽しい所」「先生が私を認めてくれた」と思うことができます。
それだけに留まらず追加で、クラス全員で何かをしようと毎回伝えます。
その為最近では、勉強の教え合い、バレーボールで女子にサーブを打たせてあげるなど、協働性の向上と改善が見られます。

残りの1ヶ月も、これらの取り組みを地道に続けていきたいと思います。「学校」が安心できる場所であること。自分が他者から認められ、自分達の夢を自分達の力で追いかけることができること。
そのための基礎的な環境づくりのきっかけを生みだすことが、私に残された期間でできる最大限のことであると思います。

引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願い致します。


【オンライン授業 近況報告】
オンライン授業プロジェクトを進めているリムチュンブン市の公立学校4校に通う、SEE(中学校卒業試験)を間近に控えた生徒たちに、
YouMe Schoolの生徒同様に赤い帽子がプレゼントされました。

試験まで残り1か月ですが、学校に泊まり込みながら勉強を続けております。
引き続き、応援のほど宜しくお願い致します。

また、直近の新着情報をReady for のクラウドファンディングページにアップいたしましたので、そちらもご覧いただければ幸いです。
新着情報リンクはこちらから↓↓↓
https://readyfor.jp/projects/youmenepal/announcements/95641


今月のご報告は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。