2025年6月

日頃よりご支援を賜り、本当にありがとうございます!

 

<コタン校>

コタン校 初の快挙!SEE試験で全員合格!

今回はコタン校より、とても嬉しいご報告です!

今年コタン校は、初めての卒業生を送り出し、なんと全員がSEE(中等教育修了試験)に見事合格しました!!

このコタン校があるコタン市の全体の合格率はわずか16%という厳しい状況の中での「全員合格」は、まさに大きな快挙です。

これは、教育の力を信じて努力し続けた子どもたち、日々熱意をもって支えてくれた先生方、地域のあたたかな協力、そして日本の皆さまをはじめとする支援者の皆さまの力強い応援があってこそ成し遂げられた成果です。

しかしこれはゴールではなく、新たなスタートです。

卒業生たちはこれからさらに学び、成長し、未来を創っていくことでしょう。その一歩をともに祝えることを、心から誇りに思います。

 

 

 

【ありがとう、ミズキさん!インターン活動を終えて】

このたび、大切なインターンの一人であるミズキさんが、活動を終えて次のステップへ進まれることになりました。ミズキさんは、学校に知識だけでなく、温かさと笑顔、そして深い絆をもたらしてくれました。

教室でのサポートはもちろん、子どもたちとのふれあいやスタッフとの関わりを通じて、学校全体が明るくなりました。彼女の優しさと前向きな姿勢は、多くの人の心に残っています。

ミズキさんは、もはや「インターン」という枠を超えて、YouMeファミリーの一員です。これからのご活躍を、私たちはずっと応援しています!

 

 

 

 

【世界環境デー 討論会を開催】

この日、コタン校では6月の世界環境デーにあわせて、討論会を開催しました。

テーマは「大気汚染の解決策として、電気自動車は最適か?」というもの。

子どもたちは、電気自動車の環境への影響や課題について調べ、自分たちの意見を熱く語りました。

討論を通じて、環境問題に対する意識が高まり、参加した全員にとって貴重な学びの場となりました。

🌟優秀賞に輝いたのは以下の3名です:

  • スラジ・ティムシナ(イエローハウス)
  • メリシャ・ライ(ブルーハウス)
  • クシャプ・ライ(レッドハウス) 

みなさんの情熱とアイディアに、心から拍手を送ります!

 

 

 


 

 

<ビラトナガル校>

【ビラトナガル校でも!卒業生が輝かしい成果を達成!】

また一つ、大きな喜びのご報告です!

ビラトナガル校でも、卒業生全員がSEE(中等教育修了試験)に合格しました!

2025年度の卒業生たちもまた、学校の歩みに新たな歴史を刻み、教育の質の高さを証明してくれました。

入学当初から、子どもたちは粘り強さと努力を重ねてきました。そして今、自信に満ちた卒業生として未来へと羽ばたいていきます。彼らは夢見る者であり、行動する者であり、これからの社会を支えるチェンジメーカーたちです。

この成果は単なる学業の成功ではなく、学校全体が取り組んできた「質の高い、包括的な教育」の結果です。これからも夢に向かって、一歩ずつ力強く進んでいってほしいと願っています。

 

 

 

世界環境デー マーチで環境への思いを発信!】

6月の世界環境デーにあわせて、ビラトナガル校の子どもたちが地域の人々に向けて環境保護の大切さを伝えるマーチを実施しました!

子どもたちはカラフルなプラカードと力強いスローガンを掲げ、学校から近くのプスパラル交差点まで行進。街を活気づけ、多くの人に環境について考えるきっかけを届けました。

この行動は単なる学校行事ではなく、「未来のために今、動こう」という強いメッセージでもあります。子どもたちの熱意と行動力が、地域社会に希望と責任感をもたらしました。

 

 

 

【ネットワークと通信の世界を体験!実践的な学びの時間】

ビラトナガル校の8〜10年生を対象に、「ネットワークと通信」についての体験型学習を実施しました。普段の授業だけでは得られないリアルな知識と経験を、コンピューター室で実際に触れながら学びました。

ネットワークの仕組みやインターネットの構造について、基礎から丁寧に学び、子どもたちはデジタル社会の仕組みに対する理解を深めました。このような実践的な学びを通じて、技術力だけでなく、将来を切り拓く自信も育まれています。

 

 


 

<その他>

 

【アサール15日「ダヒチウラの日」— 自然と人を結ぶネパールの風習】

ネパールでは、アサール15日(ネパール暦。日本の6月中旬〜)は、「ダヒチウラ(ヨーグルトと押し米)を食べる日」として知られています。この日は、農業の繁忙期と文化的な団結を象徴する大切な日です。

アサール15日は、田植えが最も盛んになる時期です。モンスーンの雨で土地が潤い、農民たちは一斉に田んぼに入り、稲作に励みます。この過酷な作業の合間に食べるのが「ダヒチウラ」。冷たくて栄養価が高く、湿度と暑さの中でも元気を与えてくれる、昔ながらの農村の知恵です。

この日には、家族や近所の人々、田んぼで働く仲間たちと一緒にダヒチウラを食べるのが習わしで、健康と豊作を願いながら、一緒に食卓を囲むことで、人と人とのつながりを深めることができます。

ダヒチウラの日は、単なる食の行事ではなく、自然への感謝、労働の尊さ、そして地域の絆を感じることができる、ネパールらしい心温まる伝統なのです。

 

 


 

 

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今月のレポートは以上となります。
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