日頃より多大なるご協力をいただき感謝申し上げます。
お祭り(ダサイン、ティハール)の秋休みが終わり、10月29日から学校が再開されました。
*休み明けの29日朝礼の様子。
学校が始まるのを心待ちにしていたのか、みんなテンションが高い!!!
*ティハール祭りの詳細は補足↓↓↓で書きます。
①夢ハウス進捗状況
遠方から来ていただいている先生方の寄宿舎になる2階部分も順調に工事が進んでいます。
尾根沿いに建つ夢ハウスは、空気が澄んだ日にはここからエベレストを含めたヒマラヤ山脈が、大迫力で見ることができます!!!
11月中の完成を目指しています。
②2校目の学校の様子
今年4月に開校した2校目は、3歳から12歳まで合計164名の生徒が学んでいます。
開校したビラトナガルは、東ネパールの中心都市でインドの国境沿いにあります。
国境沿い一帯は0mから200mの平地(タライ平原)で、夏は35℃、冬でも25℃になるとても暑い地域です。
国境沿いのため、ネパール語以外のインドのヒンドゥー語や、インドの通貨も日常的に使われています。
首都カトマンズからは、バスで約10時間かかります。
2校目の近況も届き次第、メルマガにてご報告いたします。
③YouMe School訪問レポート Vol. 7
大学生ボランティアのKoheiさんが、先月コタンの学校を訪問してくれました。
下記のリンクに訪問レポートを掲載しました。
是非ご一読ください。
④都内の私立高校で講演
10月28日(土)に都内の私立高校でライが講演しました。
講演の数日前に生徒たちには、事前学習プリントを配布し、ネパールについて調べてもらい講演に参加していただきました。
調べたことを生徒全員でシェアし、様々な質問にライが答えることから始まり、ネパールの教育の現状や学校を建てた経緯をなどをお話ししました。
生徒たちはライのスピーチにじっと耳を傾けていたのがとても印象的でした!
この講演をきっかけにネパールに興味が湧いてくれると嬉しいですね。
*講演の提案から準備、実施まで全てを担当してくれた大学生ボランティアの面々。
彼、彼女たちは、高校生の頃に聴いたライの講演やホムカミを観て心に響き、何か自分たちにできることはないか??と率先して考え、当団体の活動に協力してくれています。
頼もしい大学生ボランティアの方々と、ネパールの未来をより良くするためにこれからも一緒に取り組んで参ります。
引き続きご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。
10月のご報告は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
補足 ティハール祭について
ティハール祭は、ダサイン祭に次ぐ2番目に重要なお祭りです。
富と繁栄を司るラクシュミー女神を家に招き入れ、財運や豊穣を祈ります。
ラクシュミー女神は、夜な夜な訪れるため、各家ではろうそくや電気装飾で明かりを照らし呼び込みます。
夜でも街全体が明るいので、光のお祭りとも言われています。
1日目 カーグ プジャ
カーグ=カラス カラスはヤムラージュ(閻魔)の使者と言われ、悪いことを告げ口しないようにカラスにお供えものをあげます。
2日目 ククル プジャ
ククル=犬 犬も同様に閻魔の使者と言い伝えられており、ティカ(祝福の印)や花輪、食べ物を与え、おもてなしします。
3日目 ラクシュミー プジャ(祝日)
ラクシュミーを招き入れる日
4日目 ゴバルダン プジャ(祝日)
聖なる動物である牛にお供えものをします。
この日はカトマンズの原住民ネワール人の新年でもあります。
5日目 バイティカ(祝日)
この日は、姉が弟を閻魔から救い出したヒンドゥー教の物語に基づいています。
兄弟姉妹の日で、姉妹から兄弟へ祝福のティカをもらいます。
この日だけは7色のティカを額につけます。
姉妹から兄弟へのティカが終わると、兄弟から姉妹へティカをします。