2022年4月

日頃よりご支援を賜り、ありがとうございます!

 

 

 

 

 

<コタン校>

【校長先生、カトマンズの学校視察】

以前より計画されており、新型コロナウイルスのため延期されていた学校視察が、校長ダラニ先生により実施されました。

彼はカトマンズ内5つの学校を訪問。そのうちの一つが代表ライが学んだ学校、ブダニールカンタ学校でした。

 

学校訪問を通じてダラニ先生は

 

「カトマンズの学校が採用している近代的な技術と文化を、直接見て理解することができました。

コンピュータ室の環境や、科学実験室の実験用機器類、インフラストラクチャーに関しても、YouMe Schoolに比べて非常に進んでいる事実を自身の目で確認することができました。

YouMe Schoolには、更に最新のテクノロジーを使用し、より多くの学習機会を子供たちに提供する必要があると感じました。

そして、さまざまな課外活動のために更に広い校庭が必要なのと、子供たちは学校だけでなく家庭での学びが必要なことも感じました。」と語りました。

 

今回ダラニ先生が訪問したトップクラスの学校はYouMe Schoolに比べ、何倍も高い授業料を支払わねばならず、通える子どもが限られます。

YouMe Schoolは、サポーターの皆さまの力をお借りし、子どもたち誰もが通うことができ、それでいてネパール一の教育を子どもたちに提供することを今も昔も目標にしてきました。

この訪問で学んだことを、YouMe Schoolに持ち帰り、更に良い学校を構築できるよう、一同いっそう努力していきます。

学校訪問終了後、ダラニ先生はリフレッシュのため、ネパールで最も有名な寺院の1つであり、世界遺産にも登録されているパシュパティナート寺院を訪れました。

毎年この寺院には、何千人もの巡礼者が世界中から訪れます。

校長ダラニ先生の学校視察の旅は、たくさんの学び、刺激、そして癒しで幕を閉じました。

 

 

 

 

 

【ボランティアから教育者へ】

こんにちは。私はロジー・シャヒと申します。

大学では人類学を専攻し、修士号を取得、現在はYouMe Schoolで道徳、一般常識、そしてダンスクラスを教えています。

 

私は、子供たちや動物が大好きです。彼らはとても美しく無垢な心を持っており、一緒にいるだけで幸せな気持ちになれます。

YouMe Nepalに応募する際「サービス指向分野で働く」ということが私にとって最高のモチベーションになりました。

そして、YouMe Nepalに深い想いと特別な感情を抱き、ここでボランティアすることに決めました。

 

初めての仕事は、コタン郡の教育調査でした。

子供たち、ご家族、先生方、そして地域の人々からたくさんの協力をいただいたおかげで、調査をスムーズに進めることができました。

 

調査終了後、ダラニ先生からフルタイム教師としての申し出があり、断る理由はありませんでした。

私のクラスでは、全ての子供たちの個性を大切にするアプローチをとり、それぞれの子供たちに合った教え方を心がけています。

また、私はまず子供たちの友達になれるような関係づくりをしています。

それにより、子供たちは感情を表現する際に躊躇することなく、発言することができます。

そして、子供たちが授業でわからなかった又は新しく学んだ単語を自分たちで書き留め、復習するという宿題を与えています。

 

私は、YouMe Nepalの一員になることは運命だったと信じており、日々YouMe Schoolで働けることに感謝しております。

 

 

 

 

 

 

【水不足問題に皆で立ち向かう】

 

水不足はコタン郡で昔から言われてきた問題の一つです。

家に水が通っていないコタンの人々は、自分たちで使う水を毎回汲みにいかなければなりません。

代表ライも、8歳の頃から毎朝5時に起床し、往復2時間以上かけて水を汲みに行っていました。

 

今回、ネパール政府の先導により、YouMe Schoolの英語教師ニケシャ先生を筆頭に、村の人々とようやく動き始めました。

このプロジェクトの最終目的は「村全ての家に飲み水を行き渡らせること」です。

一回目のこの日は、みんなで水のパイプの通る道を作りました。

今後も、進捗情報を随時更新していきます。

 

 

 

【最終期末テスト】

4月17日から24日、幼稚園組〜7年生までの期末テストが実施されました。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

<ビラトナガル>

【代表ライが2年ぶりにビラトナガル校を訪れました。】

子供たちに最高かつ最もグローバルな教育を提供する学校をつくるというのは、創設者であるライの夢でした。

今回の彼の2年ぶりの訪問は、ビラトナガル校をさらに最高なものにするための彼のアイデアや先生たちへの指導、また子供たちへのビックプレゼントがありました。

日本の学校には遊具がたくさんありますが、ネパールでは一流の私立学校以外にはあまりありません。

多くのネパールの学校は、「教室」と「先生」の存在のみが学校であるというイメージが強く固定されています。

 

今回の訪問でライは、滑り台やブランコ、シーソー、トランポリンなどたくさんの遊具を子どもたちにプレゼント!
子どもたちは大喜びで、みんな遅くまで遊んでいました。

また今回の訪問で、ライは全ての先生と約15分ずつ個別で話しました。

ライが初めて会う先生も数名おり、彼らにライが「学校をつくった動機」と「目指している将来の夢」について共有しました。
そして、ライが以前からこだわっていた「日本のような綺麗なトイレ」も、もうすぐそこまで実現してくれていることも伝えました。

 

今後、日本や他の国々の子どもたちや先生たちとのオンライン交流を増やし、更にグローバルな視野を広げていくことを計画しています。
そして今後、美術や、現在コタンで行なっているコンピュータープログラミングの授業も導入していく予定です。

 

 

 

 

 

 

【3学期終了】

 

ビクラム暦2078年(ネパールで使われている年号)に別れを告げ、2079年、新たな始まりの年に入り、子供たちは最終期末試験を行いました。

前年度と同様、今年度もコロナウイルスによって左右される年になりましたが、いつも以上に最善を尽くそうと努力してくれた先生たちやスタッフ、そして子供たちのおかげで、安全に1年を終えることができました。

 

 

 

 

 

【新学期開始】

 

4月17日、ビラトナガル校で新学期がスタートしました。

4月21日までの新入学生は、幼稚園年少さん21人、年中さん1人、年長さん2人、小学2年生3人の計27人の子供たち。

初めての学校で混乱している子供たちを和ませるため、初めての授業は自分の名前や年齢・好きな色・絵を学ぶなど、楽しいものだけに専念しました。

 

 

 

 

 

 

【また会おう!パーティー】

10年生の卒業生たちへ、ささやかな「また会おう!パーティー」が行われました。

 

パーティーでは、ケーキカットが行われ、子供たちは先生や友達とこれまでの思い出を語り合いました。

新型コロナウイルスのため、ここ3年間は子供たちも学校に来れなかったり遠足が中止になったりと辛く歯痒い思いをたくさんしたと思いますが、最後はこうしてみんなで、笑顔での旅立ちが実現しました。

子供たちの輝く未来をまた直接聞くことができる日を楽しみにしています。

本当に卒業おめでとう!!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

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今月のレポートは以上となります。
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