2022年1月

新年あけましておめでとうございます。

本年も子供たちの成長を温かく見守っていただけると幸いです。

 

 

 

 

<コタン校>

 

昨年、新型コロナウイルスの終息を期待しましたが、最後までそれが叶うことはありませんでした。

ですが、ネパールでは日本と同様、昨年末から1月1週目まで感染者が抑えられていたので、3学期の試験が無事行われました。

試験は、政府の出す厳しいガイドラインに沿って安全に行われました。

1月中旬ー下旬にかけて日本同様感染者が急増し、政府から学校休校要請が出されました。

1月29日まで学校は休校を余儀なくされ、学年ごとにネット環境がある家庭ではオンライン授業を実施、無い家庭では子供たちに宿題を出し、なるべく休校による学習への負担が無いよう心がけました。

 

 

 

 

 

 

 

【フェローシッププログラム】

僻地にあるコタン校では先生不足が大きな問題になっていました。
優秀な先生たちは、田舎の学校よりカトマンズなどの大都市で就職する傾向にあるからです。

そこで、YouMe Schoolでは遠方の学校で経験を積みたい若い先生を短期で募集し、経験よりやる気を評価する、フェローシッププログラムをスタートしました。

50人以上の応募から、熱意と使命感に満ちたこの2人、ビニッシュ・タマン先生(上)とソナム・シェルパ先生(下)を1月初旬から採用し、タマン先生は1年生から3年生に算数と職業体験クラスを、シェルパ先生は4年生から7年生に算数・数学を教えています。

このプログラムは、若い先生たちが教師としての経験を学べ、学校側は先生不足を解消できるシステムの構築を可能にしました。

来月は、若い先生たちのインタビューを掲載いたしますので、お楽しみに!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

<ビラトナガル校>

 

 

新型コロナウイルスの影響で約2年間、子供たちへの負担が続く中、ゆういつ子供たちが元気いっぱい遊べるのが、校庭です。
友達と思い出をつくる大切な時間。
写真は、2年生のアルーシャとラクシュミ。二人で一つの縄跳びを楽しんでいます。

ビラトナガル校もコタン校と同様、政府から出された休校要請に従い、1月29日まで休校を余儀なくされました。

私たちは、みんなが安全で健康であることに感謝し、今後状況がすぐに良くなることを祈っています。

 

 

 

 

【期末試験】

休校前、コタン校と同様政府のガイドラインに従い、安全に期末試験が行われました。

6年生のクリシュナサーは、算数の試験を受験中です。

 

 

 

 

 

 

【通知表配布】

 

1月16日、試験終了翌日に保護者の方々に子供たちの成績や学校生活を把握してもらうため学校に来ていただき、テスト結果を配布しました。

新型コロナウイルスの影響で、例年行っていた大きな式典を開催することは出来ませんでしたが、保護者と教師が子供たちについて話し合い、信頼を深める大事な機会になりました。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

雑誌Neighborに掲載していただきました!

昨年末、株式会社千広企画の御担当者様からご連絡をいただき、[YKK PR誌 Neighbor 2021年12月号 vol.574]にて、YouMe Nepalを紹介していただきました。

株式会社千広企画様、貴重な機会をいただき、大変感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

< おまけ >

 

【行事:マヘサンクランティ】

マヘサンクランティは、ネパール暦のMagh(1月末から2月初旬)に春の始まりと冬の終わりを祝い開催されるお祭りです。
このお祭りは、ネパールのタルー族とマガール族のコミュニティによって特別に祝われています。

※タルー族とは、ネパールの西部山岳地帯サーケット渓谷、チトワン渓谷、ダン渓谷、デウクリ渓谷、内部タライ渓谷のシンドゥリとウジャプル、およびネパール・インド国境地帯のタライ平原などに住む先住民族である。(引用:ウィキペディアより)

※マガール族とは、ネパールおよび北インドの民族および、その言語。 言語はシナ・チベット語族。(引用:ウィキペディアより)

 

 

この日は、胡麻、ギー、さつま芋、山芋などを中心に普段は作らない特別な料理を用意します。家族が皆集まり食事を楽しみ、語り、共に時間を過ごします。
また、ヒンズー教徒の信者はお祈りのため、水に浸かったり、川で水浴びをするなど、昔から言い伝えられている入浴の仕方をします。

 

※ギーとは、無塩バターなどを煮詰め、水分や蛋白質を取り除いて作られる油。(引用:ウィキペディアより)

 

写真のようなレンズ豆を混ぜたご飯もマヘサンクランティで、さまざまなカレーや肉料理と一緒に出される伝統的な料理の1つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【有名なモモ。実はいろいろな種類があるんです。】

 


-茹でモモ

 

食べ歩きに最適でほっとできる食べ物のモモは、ネパールの方にとってなくてはならないローカルフードです。

レストランでは、最初から最後まで一通りメニューを見て悩みますが、最終的にオーダーするのはいつもモモ。そのくらいネパール人はモモが大好きです。


-スープモモ


ネパールのレストランや屋台には必ずモモがメニューにあり、その手軽さと安価からも人気な理由が伺えます。
モモの種類は一つであると思われる方もいるかもしれませんが、実はさまざまな作り方と材料があります。
材料はチキン・豚肉・野菜・ほうれん草・チーズ・そして日本ではほぼ見かけないバッファローなどがあります。


-揚げモモ


作り方も、写真のように揚げる・蒸す・焼く・スープに入れるなどさまざまです。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

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今月のレポートは以上となります。
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