2023年1月

新年あけましておめでとうございます。

本年も子供たちの成長を温かく見守っていただけると幸いでございます。

 

 

<コタン校>

 

【テスト週間】

日々積み重ねている子どもたちの努力が報われる日がやってきました。
この日、子どもたちは新しいクラスに進級するための、前最終試験を受けました。

そして、テスト後の結果配布式では一定のハイスコアを獲得した子どもたちへ、表彰式が行われ、文房具が授与されました。

 

 

 

 

【オンライン特別授業】

 

教育において、子どもたちの学習へのモチベーションを高め、心を動かす方法を理解することは、とても重要です。
定期的に行なっているこのオンライン特別授業も、世界中で活躍している方々の話を直接聞き、子どもたちがモチベーションを高められる方法の一つとして取り入れています。

今回は、観光科学学者のオスカー・ティクさんに授業をしていただきました。

インドネシア人のオスカーさんは、今回子どもたちをインドネシアの世界へと誘ってくれました。

オスカーさんは、インドネシアの自然や、文化、経済の話、またネパールの観光産業をこれからどのように成長させることができるかなど、貴重な話をたくさんしてくださり、子どもたちはとても興味深そうに、たくさん質問していました。

最後にオスカーさんは子どもたちに「大きな夢をみることを決して恐れないで、夢があれば突き進んでください。」とメッセージを伝え、授業は終了しました。

 

 

 

【サッカートーナメント】

ネパールでは通常、体育は直接経済力に結びつかないものとして取り入れていない政府の学校が多い中、YouMeスクールでは体育などの一般科目以外にも力を入れています。
幼い頃から、定期的に体を動かすことで、子どもたちの健全な成長を手助けすることができると信じています。


先日、コタン郡のハレシ地区にあるマヘンドロダヤ中学校が主宰するサッカーの試合にコタン校の子どもたちが出場しました。

この試合には全11校が出場し、子どもたちは健闘しましたが、残念ながら試合には負けてしまいました。

ですが、子どもたちがゲームを最大限に楽しむ姿に私たちも心を打たれ、この試合を良い経験としてもらえることを願います。

 

 

 

【タガキ国際スピーチコンテスト準備】

「スピーチはとても緊張するけど、練習すれば完璧になります。」と子どもたちはいいます。

今年も子どもたちは「タガキ国際スピーチコンテスト」に参加するため、何週間も前から準備を進めています。

人前で話すスキルは、子どもたちの将来に役立つ一つの強みとなります。

2月4日(土)、ネパールと日本の子どもたちが、英語でスピーチ力を披露します。

 

 

 


 

 

 

<ビラトナガル校>

 

【多様性、公平性、そして包括性】

この日、ビラトナガル校ではネパール王国の初代君主であり、350もの小王国に分かれていたネパールを統一に導いた、故プリティビ・ナラヤン・シャー国王に敬意を表し、全国統一の日であるプリティビ・ジャヤンティを祝いました。

子どもたちと先生たちはネパールのカラフルな伝統的な衣装を着てお祝いしました。

350ものさまざまな文化、宗教、社会が集まってできたネパールという国を、さまざまなカラフルな色の服を着ることで表し、この特別な日をお祝いしました。

子どもたちはさまざまなネパールの伝統的な歌を歌い、踊り、ネパールという多様性で溢れる愛国への想いが溢れたイベントになりました。

 

 

 

 

【帽子の日】

 

ネパールには、先生たちが身につけているネパールのシンボルでもあるこの帽子をお祝いする日があります。

トピ(帽子)の日は毎年1月1日、ネパール文化を広めるためにお祝いされ、ネパール人にとってトピを身に付けることは誇りであり、100を超える多民族国のネパールを一つに結びつける大切な存在でもあります。

 

 

 

【3年ぶりの遠足】

今回、幼稚園組の子どもたちが心待ちにしていた遠足が行われ、学校からバスで15分程の所にある小さな遊園地に行きました。

子どもたちはキャラクターと一緒に写真を撮ったり、踊ったり大興奮!

お昼は先生たちが用意してくれたパンやポップコーン、ジュースなどを楽しみました。

ネパールでは遠足などのランチは先生たちが用意するのが一般的です。

先生たちは子どもたちに、遠足で印象に残っている内容を記録するよう指示すると、子どもたちは夢中に書いていました。

新型コロナウイルスの影響で3年間中止になっていた遠足を、この日子どもたちは目一杯楽しみ、充実した1日はあっという間に幕を閉じました。

 

 

 


 

 

<おまけ>

 

【マッカル・サンクランティ】

マッカル・サンクランティは、1月14日、太陽が夏に向かって地球に近づいてくる最初の日と言われ、ヒンドゥー教の人々の間では非常に大切な日にあたります。

短い冬が終わり、春の訪れを祝うこの祭りは、1,000年以上前から現在も人々の間で受け継がれ、同じように感謝と祈りを伝えています。

この日、人々は川で沐浴し、太陽を崇拝します。 

そして、ティルグルと呼ばれる、ゴマを糖蜜で絡めたお菓子を「この一年、お互いを褒めあい、喧嘩をせずに仲良くしましょう。」と言い、交換し合います。

また、マッカル・サンクランティに、特別に作られる御馳走を、親戚みんなで楽しみます。

 

 

 


 

 

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今年もYouMe Nepalをご支援・応援いただき誠にありがとうございました。
来年度も一緒に、明るく楽しく子供たちの未来を応援いただけたら幸いでございます。
皆様、どうか良い新年をお迎えください。

今月のレポートは以上となります。
来年も引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。