YouMe Nepal

 

ネパール農村部の子どもたちにとって、学校に通うことは簡単ではありません。

交通インフラの整備が遅れていることや、家事の手伝いに多くの時間を必要としていること、カーストが低いことなどがネパールの子どもたちの教育機会を奪う主な原因です。

また、学校に行くことができても、ネパールの公立学校では十分な教育を受けられるとは限りません。

基礎教育の最後に課される高校進学のための試験に多くの学生が合格できないことや、ネパールで働くために必要とされる英語を習得できていないために、子どもたちの可能性は大きく制限されてしまっています。

子どもたちの豊かな未来とネパールの発展のためには、学校へのアクセスと教育の質ともに改善する必要があります。

YouMe Nepalは「国に恩返し」の理念のもと、ネパールの子どもたちの自己実現のために日本式教育の良い部分を取り入れた学校の建設・運営をしています。

日本の大学を卒業し、その後日本の小中学校で教師を務めたYouMe Nepal代表のライが日本式教育から得た質の良い教育の要素を元に、母国ネパールの教育改善に務めています。

YouMe Nepalの代表であるライは運良く国費で高校に進学し、その後、日本の大学を卒業しました。

しかし、ライの故郷の学校では、ある時に誰一人として高校に進学することは叶わず、

10代のうちから中東やマレーシアへ肉体労働の出稼ぎに何年も行かざるを得ない現状がありました。

「国の若者の8割が、海外へと出稼ぎに行く現実を変えるには、
自分が与えられたのと同じチャンスを、皆が得られる必要がある。
その為には、『誰もが通える、夢のような学校を創るしかない。』

そんな思いを元に、2011年の1月にライは自身の故郷であるコタン郡に校舎をつくりました。

大学で学校作りや教育を学んだわけでもなければ、お金もありません。

「それでも、今やらなければ、ずっと現実は変わらない。」

村で集めた竹の柱とトタン屋根で学び舎を作って
同じ年の春から、ネパールの子ども達の未来を創る、小さな学校を開校させました。

これを機にYouMe Nepalの活動はスタートしました。

現在は、ネパールの方々や日本から応援くださる皆様と一緒に、コタンとビラトナガルに建設した二つの学校で教育を行っています。

また、各方面からのご支援により学校給食の提供を開始するなど、充実した教育環境の整備が進んでいます。

なぜ、YouMe Nepalは学校をつくったのか?
詳細は「ほぼ日刊イトイ新聞」特集記事へ!

 

YouMe Schoolの特徴

1)日本の見習うべきところを取り入れる

YouMe Nepalの運営する学校は日本式教育を取り入れているという特徴があります。

日本の教育現場ではあり得ないことがネパールの教育現場では見られます。

時間通りに授業が始まらなかったり、先生がお酒を飲んで教室に来たり、授業に遅刻したり、また平気で2~3週間学校を休んだりします。また、ネパール社会のカースト制度がそのまま学校内にも表れ、生徒が平等に扱われないこともあります。

そこで、時間を守る、自分の言ったことを実行する、互いを対等に扱うなど、日本教育の良い部分を取り入れた運営をしています。

 

2)英語での授業

ネパールにおいて様々なチャンスを獲得するためには英語を身に着けている必要があります。

質の良い高等学校や大学に進学する際、良い仕事を獲得する際には英語を習得していることが求められるからです。

しかし、基本的にネパールの公立学校で使用される教科書は、全てネパール語で書かれており、英語の教科書が使われているのは、ほんのわずかな私立学校だけです。

そこで、YouMe Nepalが運営する学校は、英語が堪能な教師を採用し、全ての授業を英語で行っています。第2言語として英語を習得すれば、留学できるチャンスを掴むことができるなど、彼らの将来の可能性が飛躍的に広がります。