2021年9月

日頃よりご支援を賜り、ありがとうございます!

 

 

 

 

<ハリタリカ ティージ>

 

ネパールはさまざまな文化、宗教、民族、言語が混在した国です。
そして、その人々の存在を称賛するために数々の行事が行われます。
9月に行われたのはその行事の一つ、ハリタリカ ティージです。
既婚女性は、夫の幸福と長寿のために断食、24時間飲まず食わずで過ごします。
未婚の女性は、将来良い夫と出会えると信じ、断食します。

女性たちはこのお祭りを心から祝い、大いに盛り上がります。
断食の前日、女性たちは豪華なご馳走[ダール]を楽しみ、深夜まで踊り、歌い、語り明かします。

 

 

 

 

 


 

 

 

<コタン校>

 

YouMe Schoolは以前、全学年週2日登校を実施してました。
ですが、先日政府の学校が対面授業を通常で再開したことから、YouMe Schoolでも週6日の通常対面授業を再開しました。

子供たちは、学校に登校できること、そして友達や先生との交流をとても楽しんでいます。

私たちが、最優先で大事にしていることは、子供たちとスタッフの幸せです。
学校の対面授業は、政府の安全対策とガイダンスに注意深く従いながら、行っています。

パンデミックにより、人々はかなりの制限を強いられました。
対面会議や外食、さらには家から出ることにすら制限がかかり、それは人々に孤独を生み出しました。
ですが、一番影響を受けたのは大人ではなく、子供たちです。

数ヶ月の休校期間を終え、学校へ笑顔で戻ってきてくれた子供たちは何にもかえがたく、そしてこのパンデミック期間で、私たちは家族・友人の本当の大切さを教えてくれました。

 

 

 

 

 

【日本とネパールの子供たちを結ぶ、ディスコードプロジェクト】

 

 

前回のメールマガジンで紹介いたしました、東大和中学校とYouMe Schoolの子供たちを結ぶ、ディスコードプロジェクト。
今回YouMe Schoolの子供たちは、以前に東大和中学校から受け取った手紙のお返事を書きました。

パンデミックのため、延期を繰り返しているこのプロジェクトですが、子供たちは、東大和中学校の子供たちとの最初のバーチャルミートアップをとても楽しみにしています。
準備は今日も進行中!新しいアップデートはまもなくシェアされます。お楽しみに!

ここで少しだけ子供たちが、東大和中学校の子供たちへ向けて書いた手紙を紹介します。

ハローフレンズ。
私はDeepa Raiです。お手紙を送ってくれてありがとう。
私たちは最近ゲームをしたり、読書をしたりして過ごしています。
一緒に学べる日をとっても楽しみにしています。
諦めずに、このプロジェクトが成功するように頑張ろう。
すぐに会おうね!

ハローフレンズ。
そちらは大丈夫ですか?
コロナと戦うために私たちの免疫力を一緒に強くしていきましょう。
そして、オンラインで出会えるのをとても楽しみにしています。
ありがとう。
Sabitra Raut

ハローフレンズ!
僕はYouMe Schoolの7年生です。
君たちの手紙、受け取ったよ!そしてあなたたちの英語に感激しました。
手紙を本当にありがとう!
Tanaka Rai

ハローフレンズ!
僕はPresarです。
君たちから手紙を受け取ったので、お返事を書きました。
コロナによる今の状態は、難しいものがあります。その影響でYouMe Schoolも完全に通常登校にはなっていません。
ありがとう!

 

 

 

 

 

 

【クイズ大会開催】

 

 

憲法記念日を記念して、私たちの学校は憲法クイズを実施しました。

教育とは”社会の現実を理解する力”です。
それは良い人間であるという意識を生み出し、正しい道へと導きます。

子供たちにとって、このような対面のイベントはとても久しぶりでした。

このクイズ大会では、世界中の憲法関連の問題が用意され、サクラ・スミレ・マリーゴールド・シャクナゲのチームに分かれた子供たちが互いに協力し合いながら一緒にクイズを楽しみました。

 

 

 

 

 

【とうもろこし収穫→保管までのステップ】

 

今日は、味の素ファンデーション様との共同プロジェクト、YouMe Farm(夢農場)にて収穫した、とうもろこしの収穫から保管までの流れを紹介します!

 

[ステップ1]

ネパールの伝統的な鎌”ハシヤ”を使い、とうもろこしを幹から収穫します。

 

 

 

 

[ステップ2]

収穫したとうもろこしを、袋に集めます。

 

 


YouMe Schoolの縁の下の力持ち、主に経理を担当するカラさんもお手伝い。

こちらもまたネパールの伝統的な籠、”ドコ”です。

 


-ネパールの伝統的なお家

 

 

 

 

 

[ステップ3]

全てのとうもろこしを集めたら

外についている皮を取っていきます。

子供たちだけでなく、先生たちも一緒にプロセスを楽しみました。

小さな頃から農業のお手伝いをしている子供たちが多いので、この作業はみんなにとって朝飯前なのです。

 

 

 

[ステップ4]

この剥いだ皮。これもきちんとリサイクルします。

この皮を床に敷くと、ネパールスタイルのふかふかマットになります。

 

 

[ステップ5]

皮を取り外したこうもろこしは、先ほどのネパールの伝統的なお家へ貯蔵されます。
力の強いPukar君は、とうもろこしを運ぶお手伝いをします。

これで全てのプロセスが終了。
みんなのこの笑顔、とても眩しいですね!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

<ビラトナガル校>

 

通常登校がスタート

 

コロナウイルスの状況を徹底的に調査し、数回の家庭訪問を行い親御さんの意見を聞いた後、ビラトナガル校は今週から全ての学年で通常登校を再開しました。
数ヶ月間の休校を余儀なくされましたが、ついに学校の校庭と教室は、子供たちの明るい笑顔で満たされました。

対面授業前は、オンラインでの授業を実施していたビラトナガル校ですが、実際の対面授業で直接先生と友達と一緒に勉強できることほど、大切なことはないと知っていました。

私たち、教師そしてスタッフは子供たちに学校へ戻ってきてもらうためにたくさんの努力をし、政府の出すガイダンスに正確に順守しています。
そして、子供たちを安全に保護するために可能な限り最高の環境を作り続けます。

 

 

 

 

 

ビシュワカルマ・プジャ

 

ビシュワカルマ・プジャは、世界の全てを生み出した神と言われる、ビシュワカルマに捧げる行事です。
彼は、インドの聖なるドワールカー市を作り、他の神たちのために武器をいくつか作成したと言い伝えられています。

そしてこの日は、バイク、車、バス、そして私たちの家庭にある武器になりえる機械などからの危害や不幸を避けるために、近くにある機械に感謝をし、お祈りを捧げる日です。

この日、ビラトナガル校の先生・スタッフたちは、バス、自転車など学校で使用されているさまざまな機械にお祈りしました。

ビラトナガル校では、ネパールに伝わるさまざまな行事の価値観を受け入れ実施することにより、新たな挑戦をする勢いにしています。
先生、スタッフたちは、その積極性を得ることにより、幸せを維持するための絆を築いています。

 

 

 

<タガキ国際スピーチコンテスト>

長く温めてきたこのプロジェクトを皆様へ紹介できることをとても嬉しく思います。
今年11月、日本、モンゴル、ネパールの西にあるバジャーン郡、そしてYouMe Schoolの子供たちが参加しオンラインで行われる「タガキ国際スピーチコンテスト」が開催されます。
コンテストの創設者は、日本の英語教育部門で有名な教育者であり著名な人物であるマツカ ヨウコさん。

この国際的なコンテストに参加することで、子供たちが自分自身を表現する喜びを知り、多様性な世界を体験することができると思うと、スタッフ・先生一同、開催をとても楽しみにしています。

また、すぐに情報をシェアさせていただきますので、お楽しみに!

 

 

 

 


 

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今月のレポートは以上となります。
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