2022年11月

日頃よりご支援を賜り、本当にありがとうございます!

 

<コタン校>

 

【ティハールで行われるデウシ バイロって何?】

光のお祭りと呼ばれるティハールは、ネパールで一番大きなお祭り『ダサイン』に次いで二番目に大きなお祭りです。

本日は、このティハールの期間内に行われる伝統的な民間伝承の『デウシ バイロ』を紹介します。
ティハールは全5日間に分けてお祝いされるお祭りで、それぞれ日により祝う対象が決められています。

1日目:カラスの日
2日目:犬の日
3日目:富の女神:ラクシュミーの日
4日目:牛の日
5日目:兄弟・姉妹の日

デウシ バイロは、お茶で有名なインドの都市ダージリンの丘やヒマラヤ山脈南麓に位置するシッキムなどを歌う歌で、この歌を歌うことで富の女神ラクシュミーが幸せになることができ、家に祝福と繁栄がもたらされると信じられていることから、デウシ バイロはティハール3日目に行われます。

子供から大人までがご近所の家を周り、お金やお菓子、食べ物をいただき、歌に合わせて歌い踊ります。

ティハール休暇終了後、学校ではデウシバイロのイベントが開催され、子供たちはさまざまな伝統的な衣装を身につけダンスや歌を楽しみ、イベントは終了しました。

この写真は、子供たちがご近所から頂いたお花や丸いお米のパン、そしてお金(約23,000円)です。
いただいたお金はYouMeスクールの運営費用として、今後行うイベントなどの費用などに当てられます。

 

【ドリームチームミーティング】

今回、次年度のYouMeスクール2校をよりよいものにするべく、コタン校・ビラトナガル校の校長先生と創業者ライが首都カトマンズに集まり、ミーティングが行われました。
子供たちの未来のために奮闘する日々を送るそれぞれが知恵を出し合い、来年度の戦略を中心に話し合い、最強のチームワークが築かれました。

 

 

 

【国際子供の日】

『国際子供の日』のこの日、子供たちが計画立てから司会、パフォーマンスまで全てを行い、お祝いイベントが行われました。
まず初めに子供たちから、日頃の感謝を先生、そして校長先生に伝えるところからイベントはスタートしました。

その後子供たちは、自分たちで作った詩の朗読や、ダンス、歌、演技パフォーマンスを披露しました。

↓子供たちがギターとダンスで魅せた、恋愛の歌です。

イベントの最後は、校長先生のユーモア溢れる『ネパールの首相』のモノマネで、子供たちは大爆笑!
楽しい時間はあっという間に過ぎ、イベントはみんなの笑い声と拍手で幕を閉じました。

 


 

<ビラトナガル校>

【教育にテクノロジーをどう使う?】

ここ近年、言うまでもなくICT(情報通信技術)の活用が、学校教育にも大きな変化をもたらせてきました。
学びの場でのテクノロジーの活用は、今後子供たちにどのような良い・そして悪い影響を与えるのでしょうか。
そして、どのように取り入れるのがスマートな方法なのでしょうか。

今回、また(株)グローバル ランゲージ インスティテュートのナミコさんとジェマさんにご協力いただき、先生向けにオンライントレーニングを開催していただきました。

先生たちはグループに分かれ、「いかにトラブルなく授業にテクノロジーを取り入れるか」について話し合いました。

また、さまざまなプラットフォームを活用し、授業に最適な方法を実践することも学びました。

今後も、最新の教育を子供たちに提供するため、さまざまなトレーニングに参加し、ネパールの教育フィールドに良い変化をもたらすため精進していきます。

 

 

【大義名分プロジェクト】

コミュニティは、人々を結びつけ、互いに支え合い、社会的責任によって私たちをつなぎ合わせる糸のようなものだと考えます。

この日は、8 、9 、10 年生がさまざまなソーシャル プロジェクトに割り当てられ、近くのコミュニティーを訪れました。

シュリー、マハラ、ジャグリティ、タータたちが来たのは、老人ホーム『ブリダシュラム』。
このプロジェクトの目的は、地域社会や高齢者に対する社会的責任を子供たちに認識してもらうことでした。

この日子供たちは、周囲の人々、特に身体的または精神的障害を持つ高齢者の方々との交流の仕方を学び、子供たちは優しさと熱意を持ち一生懸命行動してくれました。

私たちは、とても真っ直ぐ使命を全うしてくれた子供たちを誇らしく思います。

 

 

 

【日本から子供たちへプレゼント】

この日、ビラトナガル校を訪れた代表のライは、日本から子供たちへプレゼントを持ってきていました。

それは、日本でも人気のブレイブボードとキックスクーター!

子供たちは取り合いになることもなく、それぞれ仲間を助け合い、初めてするスポーツを楽しみました。

 

 


 

 

<おまけ>

 

【バラ チャトゥルダルシ】

バラ チャトゥルダルシは毎年11月中旬、主にシヴァ神の寺院で開催されるネパールのお祭りです。

この祭りの期間中、インドとネパール全土からたくさんの信者の人々が集まるカトマンズのパシュパティナート寺院とコタン校から4キロ程のハレシ寺院はとても有名です。

バラ チャトゥルダルシの始まりは、ロウソクの光を夜通し観察し、翌朝近くの川へ行き、水浴びをします。3度水浴びをすることにより、心と体が浄化すると言われています。

また、この儀式を行うことで、亡くなった最愛の方々が天国でより良い場所を選ぶことができるためと言われています。

この日は、人々が屋台を出してプジャアイテム (礼拝用品) を売り、祈りを捧げるためにやって来る信者たちの姿を見ることができます。

 

 

 


 

 

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今月のレポートは以上となります。
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