2022年7月

日頃よりご支援を賜り、本当にありがとうございます!

 

 

 

<コタン校>

【1学期最終試験】

1年間に4回試験を受ける子供たち。
第1回目の試験がコタン校で行われました。

試験を受ける前、子供たちは自分の苦手な教科を重点的に取り組み、試験に挑みます。
筆記試験と実技試験で構成される約1週間の試験。

現在は無事試験が終了し、先生たちが採点中です!

 

 

【国際ヨガの日】

 

美しく神秘的な国ネパールでは、古くからヨガによるスピリチュアルなパワーを信じる人々がたくさんいます。
ネパール全体に、ヨガセンターも多くあります。

先生たち、そして私たちスタッフがもっとも大事にしている優先事項は子供たちの健康と幸福へのアプローチを提供することです。
これを追求するため、今回国際ヨガデーにみんなでヨガを行いました。

先生たちはまず、「アーサナ」と「オーム」を子供たちに教えました。

「アーサナ」=元々は座るという意味を持ち、現在はヨガ行者が座る場所とポーズを意味するサンスクリット語(インドなどの南アジアにおいて用いられた古代語)
「オーム」=ヨガの初めと最後に唱えられる言葉で、超絶・覚醒・睡眠中(夢を見ている)の状態を意味し、唱えることで究極の瞑想状態へと誘なうとされている。

ヨガは体を動かすことだけでなく、マインドフルネス(ただ目の前のことのみに集中する状態)の実践でもあります。
ヨガをすることで真剣に自分自身と向き合った子供たちの顔からは、安らぎを感じることができました。

 

【夢ファーム】

7・8・9年生が職業体験授業で、夢ファームにキャベツ・大根・ニンジン・豆の種を植えました。
数週間前から自分たちの手で肥料を混ぜ込み、畑を耕し、準備を進めてきました。

ほとんどのプロセスを子供たちだけで実行し、先生が介入するのは子供たちが質問をした時だけです。
教科書を読むだけの学習でなく、自身で考え実践・実行する力を鍛えることは、代表ライがもっとも重要とする教育の一つです。

コタン校の子供たちのほとんどは農業家族の出身であり、彼らは農業の概念に非常に精通しています。
しかし、彼らが自立的に努力することで、子供たちは1からプロセスを知ることができます。

家の仕事を手伝う、コタン校生徒 Aaisaのある1日↓
https://www.youtube.com/watch?v=FqXom5jAYpU&t=66s

野菜が育つまでの間、子供たちは定期的に畑に足を運び、経過を記録していきます。
時には失敗し、学習しながら野菜を育てていきます。

※こちらのプロジェクトは、「公益財団法人 味の素ファンデーション 」様との協同プロジェクトです。

 


 

 

<ビラトナガル校>

【文化と世代間交流プロジェクト

人気のチャットアプリDiscordを介して子供たちをつなぐことを目的としたディスコードプロジェクトを開始してから、1年が経ちました。

前回は東大和中学校とのコラボレーションを大成功させ、今回は新たに九州共立大学と、ニューヨークのピークスキル高校の学生たちとの交流が実現しました。

子供たちがこのようにグローバルに繋がり、幼い頃から他の国の文化を学ぶことや、他国の子供たちと第2言語でコミュニケーションすることは、子供たちにとって、とても刺激的でたくさんのメリットがあります。

子供たちはそれぞれ、自分の話や自分の国の知ってもらいたい文化など、それぞれ興味のあるトピックスをプレゼンしました。

子供たちは
「たくさんの学びがあり、とても有意義な交流会を楽しむことができた。」と語りました。

 

 

【マンゴーの日】

ネパールにマンゴーの季節がやってきました!
この日先生たちは、マンゴーの色である黄色をドレスコードとし、面白いイベントを開催しました。

幼稚園組の子供たちは、マンゴーの栄養価について勉強し、みんなでマンゴーアートを作りました。

マンゴーはビタミンA、βカロテン、ビタミンC、そして葉酸が含まれる栄養価が高い果物です。
この時期になるとネパールの食料品、果物屋、屋台に新鮮なマンゴーが並びます。
1つ60円以下と、とてもお手軽です。

子供たちは、マンゴーの形や色、味などについて話し合い、マンゴーの替え歌や描画など、さまざまな形でイベントを楽しみました。
多様な角度から一つの物事について考えることで、子供たちの考える力や想像力の発達に役立つと、私たちは信じています。

最後は、みんなで一緒にジュースとマンゴーシェイクを楽しみ、イベントは終了しました。

 


 

< おまけ >

【田植え祭り】

ネパール暦(ビクラム暦)でアサール月15日(6月29日)は、田植えとダヒチウラのお祭りとして、ネパールの人々に祝われています
6月にはネパールの雨季がスタートし、雨季の到来は田植えのシーズンであるため、農民が多いネパールでこの日は、とても重要な日になります。

ネパール語でダヒはヨーグルト。チウラは干し米という意味があり、この日ネパールでは朝からヨーグルトを買い求める人がとても多いです。
2004年12月、ネパール政府が公式にこの日を田植え祭りの日として選定しました。

 

 

 

 


 

 

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今月のレポートは以上となります。
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