2022年9月

日頃よりご支援を賜り、本当にありがとうございます!

 

<コタン校>

【子供の日のお祝い】

9月14日、ネパールの『こどもの日』をみんなでお祝いしました。

この日は、子供たちの権利と教育についての意識を高めるためにつくられ、コタン校では先生たちが企画したイベントに子供たちが参加しました。

幼稚園組年長さんと年中さんクラスが参加したこのイベントでは、スイカ割りならぬ段ボール叩きや風船割り、パン食い競争ならぬチョコレート食い競争など、子供たちは初めてするゲームに夢中になりました。

コロナウイルスにより制限されていたイベントが通常通り行われるようになり、子供たちも時間を取り戻すかのように友達との思い出をたくさん作っています。

この日先生たちがゆいいつフォーカスしたのは『こどもたちに精一杯楽しんでもらうこと!』

校舎は子供たちのエネルギーと笑い声であふれていました。

*優勝者*

キンブン ライ (年長さん)
ビケサン ライ(年中さん)
プラナヤ ライ (年長さん)

 

 

【コタン郡学校対抗クイズ&ダンス大会】

9月15日、この日もこどもの日を記念したイベントがコタン郡福祉施設主宰で行われました。

コタン郡から8の学校が参加したこのイベントでは、クイズとダンス大会が行われ、コタン校からは5人の生徒たちが参加しました。

残念ながらダンス大会では決勝に残ることはできませんでしたが、クイズ大会ではなんと優勝を勝ち取りました!賞金は4,000ルピー。

みんなおめでとう^ ^

*優勝者*
メリシャ(4年生)
ウパマ(5年生)
セニン(4年生)

 

【フェローシッププログラム】

学校設立当初から課題となっていた先生不足問題。

優秀な先生たちは皆カトマンズなどの大きな都市で働くことを好み、コタン郡などの地方では多くの給料を支払わない限りは先生確保が毎年厳しい問題となっていました。

そこで、打ち出したプログラムが「フェローシッププログラム」です。
先生としての経験を積みたい若い先生たちに1年から2年の短期で働いてもらうというものです。

今回このプロジェクトにまた新たな先生たちが加わりました。

 

☆マニシュ・ラジ・スベディ先生

「私はマニシュ・ラジ・スベディです。認可された土木技師の資格を持っています。
VTU Karnataka大学で学士号を取得し、私の両親は共に教師として働いています。

教育者としての経験は、私がまだ11年生の時に父に「年下の子供たちの勉強をみてくれないか?」と頼まれた時です。
当時は学校に通うことと並行して1年生から8年生までを教えていました。

大学卒業後は建築設計者および製図者として働き、その後会計士やキッチンのデザイナー、そしてインドでは現場エンジニアとして働いていた経験もあります。

私はオーストラリアやカナダでの仕事が保証されていましたが、外国でお金のためではなく、自分の母国ネパールのために働きたいと思っていました。

私はYouMeスクールのモットーが大好きです。
そして、YouMeスクールで働くことで、子供たちが将来なりたい人になれるよう鼓舞することができます。
そして、私自身熱心な学習者であるため、教育に長期的な良い影響と有意義な変化をもたらしたいと考えています。
よろしくお願い致します。

 

☆サリタ・タパ先生


私は、サリタ・タパといいます。カトマンズから東に車で1時間程のドゥリケルという所で生まれ育ちました。
私は大学に通いながら子供たちに学習支援として英語やコンピュータを教えるボランティア活動などを行い、最近大学で学士号を取得しました。

私はYouMeスクールに勤めることで、常に子供たちの背中を押し、一緒に未来へ進んで行けると確信しています。
YouMeスクールが竹の校舎からコンクリートの校舎になるまでたくさんの困難を乗り越え、もがきながらここまで来た話を聞き、私はそれにインスピレーションを受けました。

このフェローシッププログラムを通じて、私は子供たちの生活にプラスな変化をもたらし、子供たちの未来へ良い影響を与えることができる教育者になりたいと思っています。

よろしくお願い致します!

 

 


 

 

<ビラトナガル校>

未来は自分の夢の美しさを信じるものに属している。 – エレノア・ルーズベルト】

先週、代表ライがビラトナガル校を訪れ、新しい校長先生と初めて面会しました。
YouMeスクールは、世界標準の教育の卓越性を追求するという使命により、成長を続けています。
先生たち、そして関係スタッフの絶え間ない努力と優れたチームワークにより強化されたビジョンは、強固な基盤を築いてきました。

校舎建設当初から計画されていた校舎の増築工事がまもなく始まります。

 

 

 

【父の日】

 

ネパールでの父の日、8月27日のこの日、ビラトナガル校では父の日に子供たちの親御さんを招待し、日頃の感謝を伝えるイベントを開催しました。
彼らは、この日のために一から作った手作りの手紙とお菓子が入った箱を親御さんにプレゼントしました。

その後子供たちは、インドで父親の歌として有名な「Papa Mere Papa」でダンスを披露し、イベントの最後には親御さん向けに企画された『どのくらい子供のことを知っている?』ゲームを開催しました。

このゲームでは子供の好きな「漫画」「食べ物」「ゲーム」などに関する質問に答えるもので、最高得​​点の親御さん 3 人が表彰されました。

 

先生により企画されたこのイベントの最後は、親御さんたちからの感謝の言葉で締めくくられました。

この種のイベントは、親御さんたちが子供たちをよりよく知り、関係をさらに深く育むのに役立つと彼らは話しました。

YouTubeより Papa Mere Papa
https://www.youtube.com/watch?v=bhRswBsogNw

 

 

【YouMeスクール内ディベート大会】

ビラトナガル校とコタン校が学校間オンラインディベート大会を開催しました。

16名の子供たちがそれぞれ代表して参加し、英語とネパール語で討論のテーマ「テクノロジーは恩恵あるいは破滅のもとか?」についてディベートしました。

イベントの審査員は、英語教師のウジット・バッタライ先生と数学教師のマニシュ・ラジ・スベディ先生。
説得力のある議論と現代的なトピックを含み、子供たちは心を込めて話しました。
審査の評価基準は内容、話し方、ボディーランゲージ、そして時間。

参加した子供たちは印象的な批判的思考力と有意義な議論を披露し、聴衆を夢中にさせました。

イベントの最後には優勝者の名前が発表され、大会は幕を閉じました。

 

*優勝者*

-英語ディベート-
スシャナ(8年生)
スシュミタ(7年生)
ディーパ (8 年生)

-ネパール語ディベート-
ゴビンダ(7年生)
ガジャル(7年生)
ウドハップ (8 年生)

 

↓ ディベート大会の様子です。是非ご覧ください!
https://www.facebook.com/youmekht/videos/532943695303109

 

 


 

 

【希望(アシャ: Asha)プロジェクト】

ネパール語で希望を意味する『アシャ(Asha)』
『アシャ、教育に希望を』プロジェクトは、2015年にネパールで発生した大地震で影響を受けた貧しい学生を支援するために開始されました。
「全ての子供が教育を受ける権利がある」というYouMe Nepalの信念はこのプロジェクトを通じて実現しました。

アーユッシュの家庭はシングルマザーで、母親は警備員として働いており、生計を立てるために複数の肉体労働に携わってきました。
アーユッシュが多くの学生の中からスポンサーに選ばれたのは、彼が家庭の経済状態のために学校を中退する危険性が最も高かったためです。
彼は、両親、隣人、および家族を含むさまざまなインタビューのプロセスを通じて選抜されました。

彼は非常に勤勉な学生であり、教育の重要性を理解しています。
彼は「自分の人生で今後大きな成功を収めることができる自信がある」と話します。

 

今回、アーユッシュに簡単なインタビューに答えてもらいました。

 

1. この教育支援はあなたの人生をどのように変えましたか?

僕は今 6 年前の自分のことを思い出し、もしあの時YouMe Nepalのスポンサーシップがなかったら、今どこでどうしているだろうかと考えることがあります。
あの時僕を助けてくれたYouMe Nepalにとても感謝しています。これまでの教育の旅を通して私を助け、目標に向かって一歩前進させてくれました。

 

2. 今後の目標は?

まず、卒業後は奨学金を申請して留学したいと考えています。
夢の国、日本で勉強するのが僕の夢です。日本の文化と教育制度は常に僕を魅了してきました。日本で高等教育を受けるという私の夢を早く達成したいと思っています。
前進し続け、夢を見ることをやめないモチベーションを与えてくれたYouMe Nepalに永遠に感謝しています。
私のように支援を必要としている子供たちをYouMe Nepalがこれからも支えてくれることを願っています。ありがとうございます。

 


 

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今月のレポートは以上となります。
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